レココレ6月号は『メイン・ストリートのならず者』特集
『メイン・ストリートのならず者』その魅力と秘密に迫る!
ローリング・ストーンズが自分達のレーベルからの第2弾アルバムとして1972年にリリースした2枚組LPが『メイン・ストリートのならず者』。リリース当初こそ評価は芳しくなかったものの、80年代に入ったぐらいからその評価は上がり、87年8月の米『ローリング・ストーン』誌の企画“The 100 Best Albums Of The Last Twenty Years”では第3位に選ばれるほどの地位を獲得。最近ではストーンズ自身が、この傑作アルバムを意識したサウンド作りをしたりするほど。今月は『ならず者』がリマスター&拡大盤でリリースされるのを機に、アルバムの複雑な制作プロセスから、高まった評価の秘密を探りつつ、その音楽的魅力に迫ります。
・グラフィック・ステーション~『ならず者』のオリジナル盤ほか
・リリース当時は理解されなかった傑作アルバムの豊穣な音楽性(大鷹俊一)
・税金逃亡者たちが作り上げたロックンロールの金字塔(小松崎健郎)
・70年代の日本で膨んだ「ストーンズ=ならず者」伝説(鳥井賀句)
・70年代ストーンズの遺産が遂に発掘開始!!(佐藤三十郎)
・いよいよストーンズ・レーベル以降の全スタジオ作品も紙ジャケに(編集部)
・『メイン・ストリートのならず者』全曲ガイド(青山陽一)
・『ならず者』のB面がおまえにわかるか(萩原健太)
・ロバート・フランクと映画『コックサッカー・ブルース』(大森さわこ)
・関係者名鑑(宇田和弘)
・プロデューサー、ジミー・ミラーの貢献(小尾隆)
・ローリング・ストーンズ・モービル・ユニット(藤井貴之)
【特集】ゴールドワックス・レコーズ前編
・サザン/ディープ・ソウルの魅力を凝縮して世に送り出した名門レーベル(佐野ひろし)
・オリジナル・アルバム・ガイド(佐野ひろし)
・シングル盤ディスコグラフィー&レヴュー 前編(鈴木啓志)
・ブラック・サバス
ロニー・ジェイムズ・ディオ在籍時の名盤が拡張版として登場(奥村裕司)
・ベンチャーズ
メジャー・デビュー50周年を記念・通販限定ボックス(犬伏功)
・クレイジーキャッツ結成55周年!
植木等の4枚組~谷啓のソロ等3タイトル(加藤義彦)
・スティッフ・リトル・フィンガーズ
間もなく来日するアイリッシュ・パンク・バンド(行川和彦)