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MARQUEE 82号は、ゆら帝の「ヤバイ・アブナイ」写真が盛りだくさん!

MARQUEE Vol.82

★表紙  ゆらゆら帝国
★裏表紙 たむらぱん

★特集「ゆらゆら帝国」 18P
・未公開ライヴ写真s by 加藤仁史
・ゆらゆら帝国に寄せて
コメント from 有馬和樹(おとぎ話)、イザベル=ケメ鴨川(キノコホテル)、石毛輝(the telephones)、大野由美子(Buffalo Daughter)、小山田圭吾(CORNELIUS)、勝井祐二(ROVO)、後藤まりこ(ミドリ)、
環ROY、出戸学(OGRE YOU ASSHOLE)、トクマルシューゴ、マーヤ(KING BROTHERS)、沙田瑞紀(ねごと)、まり(つしまみれ)、ミト(クラムボン)
・寄稿:「拝啓ゆらゆら帝国様」by 大根仁、「『空洞です』FM802 ラジオ出演時の思い出」by 花岡信之
・ゆらゆら帝国 サウンドプロデューサー・石原 洋 インタビュー
・毛皮のマリーズ・志磨遼平、ゆらゆら帝国を語る
・ゆら帝・現場からの証言
薮下晃正(レーベルプロデューサー)山口保幸(映像クリエイター)加藤仁史(フォトグラファー)
櫻井直己(イベントプロデューサー)佐々木幸生(音響/ライヴエンジニア)
・ゆら帝コラム
「ゆらゆら帝国と時代性」by 小野島大
「ゆらゆら帝国<ポップ/大衆性>」by 岡村詩野*
「音響×言語マジック」「少年の目」by MMMatsumoto
・ゆらゆら帝国、LIVEの“瞬間”寄稿:タカハシヒョウリ(オワリカラ)

ゆらゆら帝国が今も有効なのは、“ヤバイ・アブナイ”という感覚、つまりゆらゆら目線で言えば“音楽の自由という本来”に根差す感性を実験で終わらせず、独自の普遍性を勝ち取っているから。それは音楽本来に根差して、朴訥(ぼくとつ)として当たり前な以上。結果として彼等は独自のサウンド変遷を辿る内に、ゴシップや感情論、祭り上げとも一切関係なく、ごくごく自然に孤高な存在となった。それを“謎”と言うのなら、その時点で違和感を感じる。ゆらゆら帝国がライヴなり音源なりを持って気づかせたこと、覚醒させたことのひとつに『実は多くのリスナー達が根本的にロック教育され既成概念にまみれている』ということがある。そうして示された“音楽の自由なベクトル”は、今頭の柔軟な人達によって確実に広がってきている。そこでまた生まれてくる新しい音楽に日々期待したい。

★特集「たむらぱん」 7P
撮り下ろしPHOTO&ロングインタビュー  
art direction. styling/YU-YA/photo/ワタナベカズヒロ、hair/YUUK、make-up/Nagisa、props/YU-KA TANAKA
ロングインタビュー:3rd アルバム完成! たむらぱん感性“なくはない”の完成

たむらぱん、3枚目のアルバム。今回はすごく意志の強い作品だ。『バンブー/マウンテン』から『SOS』『ラフ』と、「世の中をどう生きていくか?」みたいな大きな問いに向い合った曲をシングルとしてリリースしてきた2010年。見事にそれが結実したアルバムになっている。「ナクナイ」=「無くはない」というアルバムのタイトルも、たむらぱんらしい“ヒネリ”に思えるかもしれない。けれどインタビューを読めば、それが精一杯の誠実さ――本当のことを知りたいという思いから生まれる表現であることが伝わると思う。表現者として、ポップ・ミュージックの作り手として、大きな覚醒を果たしている最中なんだと感じる。

★巻頭特集「BEAT CRUSADERS」 6P
『LOST CRUSADERS』映像監督・増山準哉 インタビュー
『LOST CRUSADERS』クロス・レビュー
我が麗しの、散開のBEAT CRUSADERSへ
コメント from 新井仁(NORTHERN BRIGHT)、ELY(BREMEN)、上原子友康(怒髪天)、カジヒデキ、加藤ひさし(THE COLLECTORS)、木村世治(hurdy gurdy / ex.ZEPPET STORE)、JIM(THE BAWDIES)、sugiurumn、ダイスケはん(マキシマム ザ ホルモン)、TAKUMA(10-FEET)、堂島孝平、中村一義、増子直純(怒髪天)、松田“chabe”岳二(Cubismo Grafico)、MxTxRx(TOROPICAL GORILLA)、吉村秀樹(bloodthirsty butchers)

そうだった、BEAT CRUSADERSは“散開”をしたのだった。開いていくことを前提にしていたのだ。つまり“始まり”でもある、と。そのとおり突如発表され、それはまさに意表を突かれた以外の何物でもないヒダカトオルのMONOBRIGHTへの加入を筆頭に、メンバー各自の活動もそれぞれが枠を突破し、自由活動が濃そう。そんな中でリリースされる多分一応ラスト作『LOST CRUSADERS』が、じゃあ置き土産なのかと言えば、そんな薄いワケがない。頭はクールなんだけど体は熱いポップな人間ドラマ BEAT CRUSADERS。なんかまた会える気がするのは錯覚か。

--連続特集[YouTube世代の台頭]--

★毛皮のマリーズ 8P 撮り下ろしPHOTO&ロングインタビュー
志磨遼平 濃密インタビュー:~志磨遼平が毛皮のマリーズさえも捧げた音楽『ティン・パン・アレイ』~
志磨遼平、『ティン・パン・アレイ』をビートルズ解釈!
志磨遼平の脳外も開く←肉体編→

★The Mirraz 6P 撮り下ろしPHOTO&インタビュー
畠山承平インタビュー:ミイラズ、遂にKINOI RECORDSを設立! 最新アルバムも見事に“Fuckin'”!!
The Mirrazのfuckin'なグッズ関係/木乃伊くんインタビュー+ミイラズグッズ・カタログ
爆笑連載 The Mirraz「The Mirrazの習慣TSURIZAY(ツライゼー)」#2

★神聖かまってちゃん 12P  撮り下ろしPHOTO&ロングインタビュー
インタビュー1:の子、子供ノノ聖域から
インタビュー2:mono+みさこ+ちばぎん、「今年3回は解散しようかって話もあった」
インタビュー3:神聖かまってちゃん・担当ディレクター 野村一英氏に訊く

★YouTube世代の台頭:コンピ『36.5 ℃』
今年2010年、音楽シーンの最も急進的な所で起こった出来事と、2011年への展望

★People In The Box  5P  ロングインタビュー
波多野裕文が語る“音楽的中枢神経構成要素”
連載 People In The Box 波多野裕文「e=mc3」07

★ハイスイノナサ
“想像”と“都市”と

★Heavenstamp
Sally#Cinnamonという天性のフロントを擁するバンドが現れた

★androp ライヴレポート
ワンマンライヴ "angstrom 0.2 pm" 2010.10.23(Sat)@LIQUIDROOM

★黒猫チェルシー ライヴレポート
『黒猫チェルシーのマニフェスト的ツアー』 2010.11.04@恵比寿リキッドルーム

★amazarashi
ワンルーム発2010's ストーリーテリング『ワンルーム叙事詩』クロスレビュー+『ワンルーム叙事詩』をめぐる曽我部恵一との会話

★東京カランコロン
最近“音楽”を忘れ気味な情報系リスナー達へ、心に染みるこのアヴァンポップを!

★YouTube世代の台頭:勝手にコラム
頭脳警察/CORNELIUS「Fantasma」/OverTheDogs/pal@pop「空想X」/壊れかけのテープレコーダーズ/Base Ball Bearとサカナクションの動向/女王蜂

★ミラーボールズ
もしもあなたがゆらゆら帝国のロック感覚を求めるのならば、僕はこのアコースティック・デュオを絶対に薦めます

★新連載★
新連載 ねごと「ネムタイワ」01 対談:西島大介(漫画家/イラストレーター)
ねごとが<幸子+小夜子>と<瑞紀+佑>の2組に別れ、交互にゲストと対話をしていきます。題してネムタイワ(ねむ対話)。第1回目はお互いの世界感の深い部分まで踏み込んだ濃~い内容になってます。更に今号ではHiGE 須藤寿の連載「須藤寿の恋煩い」にも登場!今回は“恋煩い”初のまじの恋バナ(笑)。ガールズトーク満載でお届けします。

★連載 andymori・小山田壮平「ウーパールーパーが二匹」05 小山田壮平 インタビュー
★連載 世界の終わり・藤崎彩織「From the Ending」03
★連載オワリカラ・タカハシヒョウリ「Light My MARQUEE」002

★BREMEN
メンタル・フリーにKSRへ移籍。インタビュー+対談:BREMEN×mito(クラムボン)

★MASTERLINK
遂に全貌を表したクリエイティヴ・ロックバンドを解明

★FLOPPY
快挙! DEVO リミックスを含む“行き過ぎた科学による終焉と再生”がテーマの新作

★e-sound speaker
音もイメージも時間配分も制作費も、すべて“自分達”が関わることで、一回り大きく、そして“素”に至ったリアルバンドの新作

★serial TV drama
急展開メンバーチェンジを経て更に加速中。突っ走るシリアルの唖然ニューシングル

★cinema staff
幻の過去曲を決着(音源化)させつつ、実は次なるcinema staffを打ち出したターニングポイント

★湯川潮音
辿り着いた、愛
。クレッシェンドに。2年4ヶ月振りのアルバム『クレッシェンド』完成!

★NINI TOUNUMA
Spangle call lilli Line・大坪加奈のソロユニット、第二弾

★MAGIC PARTY
軋みをパワーに変え、他者を受け入れようとする歌。そのワケ

★巻末特集「南波志帆」 5P 撮り下ろしPHOTO&インタビュー
インタビュー:はかり知れないスケールを秘める17歳の予感
コラム:歌詞に込められたYUKIのファンタジー
サウンドプロデューサー・矢野博康に訊く


■連載
中村義響「Hello! Freaks」#40 feat.Miila and The Geeks
酒井景都「Fairy Tale Novella」06
MEG「MEGの なんでもない日誌。」06
capsule「capsule from contemode」
ASOBISYSTEM「CLUB OR MORE?」
HiGE・須藤寿「須藤寿の恋煩い」04 with ねごと
ミドリ・後藤まりこ「後藤をデートに連れてって!!」#11
木下理樹(ART-SCHOOL)「俺的映画道」
clammbonミト×MMMatsumoto「3.10 MMM」Part 25
関根史織「たどり着くのが遅すぎて溺れる関根を救えなかった船」Part 21
アーバンギャルド・松永天馬「天馬人語」03
オーラルヴァンパイア「怪音部」13
serial TV drama・新井弘毅「ベストオブダルメシアン新井の調子のいい話だぜーオラー!!」No.014
曽我部恵一×小田島等「ロック曼陀羅」第52回

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2010年12月07日 18:15

更新: 2010年12月14日 18:47