フュージョン&AORで人気のLA産バンド、コイノニアの名盤がBOXで復活
かつて発売されていたCDも廃盤となり高額で取り引きされていた、フュージョン/AOR界隈で高い人気を誇るLAの人気バンド、コイノニアのファースト・アルバム(1983年)から4作目(1989年)までの4枚のCDがボックス・セットで登場!さらに、1983年、1984年のライヴを収録した2枚のDVD(※映像方式はPAL)も付属した6枚組です!
エイブラハム・ラボリエルを中心にして1980年に結成されたコイノニア。
エイブのほか、アレックス・アクーニャ、ディーン・パークス、ハドリー・ホッケンスミス、ビル・マックスウェル、ハーレン・ロジャース、ジョン・フィリップスが名を連ねた1983年のデビュー作『MORE THAN A FEELIN'』。ゲストにマイケル・オマーティアン、ラス・タフ、そして後にメンバーとなるフスト・アルマーリオも参加したフュージョン・ファンのみならずAOR好きにも注目したい1枚。
1984年のセカンド・アルバム『CELEBRATION』は、1984年3月にスウェーデンのヨーテボリでのステージを収録したライヴ盤。
1986年リリースのサード・アルバム『FRONTLINE』には、プロデューサーとしてグレッグ・マティソンが参加。
そしてAORの名作として金澤寿和氏の“ライトメロウ本”にも紹介されている1989年の4枚目のアルバムでは、ルー・パーディニが新たにバンドに参加し、これまでのインスト中心の構成から一変し半数の曲でヴォーカルを披露している。さらにゲストにはマイケル・ランドウや、初期のうちにメンバーから離脱していたディーン・パークスも参加。プロデュースは、シーウィンドのジェリー・ヘイが担当。
残念ながら映像方式がPALのため対応しているプレイヤーでなければ視聴できませんが、付属している2枚のライヴDVDがまた素晴らしい!
1枚は1983年にスウェーデンのヨーテボリでのステージを収録した58分のライヴ映像。そしてもう1枚は、1984年モントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのステージを収録した82分のライヴ映像です。
現在でもその巨体を揺らしてゴキゲンにプレイするエイブ・ラボリエルが、軽やかにダンスしながら溌剌とプレイする若き日の姿や、フェンダー・ローズでメロウかつグルーヴィーなトーンを聴かせるハーラン・ロジャースの演奏が堪りません!
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