サロネンによる完全録り下ろし!『マーラー~君に捧げるアダージョ』オリジナル・サントラ
パーシー・アドロン&フェリックス・アドロン監督作品『マーラー~君に捧げるアダージョ』オリジナル・サントラ
聴いてから観るか、観てから聴くか、このサントラはマーラーとアドロンを深く読み解くには欠かせない。
エサ=ペッカ・サロネン/スウェーデン放送響による録り下ろし「アダージョ」、アルマ・マーラー作曲の歌曲など貴重な新録音が満載。フリードリヒ・グルダの息子で、「フォー・リコ」という作品でも知られている、同じく名ピアニストのリコ・グルダも参加。
※日本独自企画。世界初発売!
【このサントラのポイント】
・日本独自企画。世界初発売!
・サロネン、マーラー:交響曲第10番初CD化。完全録り下ろし!
・超貴重盤!アルマ・マーラー作曲の歌曲を4曲新録音!
・映画の中で使用された、交響曲第10番の分解版をアドロン監督自身の選曲により収録。
「マーラーの頭の中をのぞくような体験」を!
「天才作曲家マーラーと世紀末ウィーンの女神アルマ、その愛と真実」を綴った究極の“音楽映画”「マーラー 君に捧げるアダージョ」待望のオリジナル・サウンドトラック盤。映画の中で重要な役割を果たす「交響曲第10番」をこの映画のために、エサ=ペッカ・サロネン指揮スウェーデン放送交響楽団がこの映画のために新録音。近年のマーラーの演奏で注目されるサロネンによる交響曲第10番の初録音としても話題を呼んでいます。
この映画の中での音楽の使い方でユニークなところは、この交響曲を楽器パート別に分解して断片化して登場人物の心理描写へ実に効果的に用いられているところです。サロネン自身もこの試みに「マーラーの頭の中をのぞくような体験」と、その効果を目指して演奏をしたと述べています。音楽に深く精通する、パーシー&フェリックス・アドロン監督ならではの独創的な発想から、前代未聞の新しいマーラーを体感することができます。
欧州公開時にはサントラのCD化が実現されませんでしたが、アロドン監督のこの映画における音楽の重要性の認識から、自ら、劇中主役ともいえるアルマ・マーラーの作品の追加録音をプロデュース。監督の音楽にかける情熱が今回の待望のリリースへと結びついたのです。
グスタフ・マーラー:交響曲第10番第1楽章~アダージョ(全曲)
アルマ・マーラー:歌曲「私は花の下をさまよう」、「なま暖かい夏の夜」、「激情」、「あなたのそばに居ると」
グスタフ・マーラー:交響曲第5番第4楽章~アダージェット(抜粋)
同:交響曲第4番第3楽章(抜粋)
※ボーナス・トラック
実際に映画へ使用された交響曲第10番のパーツ
グスタフ・マーラー:交響曲第10番~シーンに合わせた分解バージョン
【演奏】
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)、スウェーデン放送交響楽団
ニーナ・ベルテン(ソプラノ)
リコ・グルダ(ピアノ)
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