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渡辺香津美のソロ・アコースティック作『ギター・ルネッサンス』第5弾

U-Nam

 渡辺香津美のライフワーク、ソロ・アコースティック・プロジェクト『ギター・ルネッサンス』シリーズ5作目『翔』。

 コンサートでも大好評の「ヘイ・ジュード」で幕を開け、オープン・チューニングのハーモニクスが美しい「家路」、本シリーズ定番のバッハ無伴奏チェロ組曲1番から「メヌエット」と「ジーグ」、12弦ギターによる超絶ハーモナイズの「バードランド」など、ジャズ・ギタリストに納まり切らない渡辺香津美の世界がここぞとばかりに展開されます。

 特筆すべきは名器ハウザーⅢ世で爪弾かれる「川の流れのように」、故・加藤和彦氏に捧げられた「イムジン河」の日本~アジア・モチーフもの。これまでにもシリーズ2作目で「ゴンドラの唄」を、3作目で「月の砂漠」を収録していましたが、渡辺の奏でる“時代への癒し”のトーンに耳を奪われます。
 ジャズ・ファンに向けても「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、録音中に本人がツイッターでリクエストを募集した「マイ・フェイヴァリット・シングス」4拍子版など盛りだくさん。

 また被災地支援コンサートで帰路訪れた岩手県釜石市で出会い、触発された「復興の鐘」の響きに乗せて作曲した「リヴァイブ‐復興の鐘」は盟友・清水靖晃(ts)をゲストに迎えた、美しくアグレッシブな即興が聴きもの。「年月を越え渡辺香津美の音楽空間を共有できて嬉しかった」と語る清水の奏でる美しいテナーサウンドと渡辺の12弦ギターがスタジオの中で響き合う感動のテイクとなりました。

 カバーアートはシリーズ全作に渡り千住博画伯によるもので、今作は「雲龍」。
 アルバムを象徴する“翔”の文字とアートワークに込めた想いと共にギタリスト渡辺香津美の今が堪能できるアルバムです!

◎仕様:CD/SACDハイブリッド(DSD Mixingによるステレオ音声を収録)

【収録曲】
1. ヘイ・ジュード (J.レノン/P.マッカートニー)
2. フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン (B.ハワード)
3. 家路 交響曲第9番「新世界より」 (A.ドボルザーク)
4. メヌエットI - II 無伴奏チェロ組曲第一番 BWV 1007より (J.S.バッハ)
5. ジーグ 無伴奏チェロ組曲第一番 BWV 1007より (J.S.バッハ)
6. バードランド (J.ザヴィヌル)
7. 芸森ブルース (G moll) (渡辺香津美)
8. イムジン河 (高宗漢)
9. 川の流れのように (見岳章)
10. リヴァイヴ - 復興の鐘 (渡辺香津美)
11. マイ・フェイヴァリット・シングス (R.ロジャース)>

渡辺香津美『トリコ・ロール』トリオのNYライヴ!

 新たな香津美のトリオとして話題を呼んだオベド・カルヴェール(ds)、ヤネク・グウィズダーラ(b)の3人で行った、NYの老舗クラブ=イリディウムで2011年10月の3日連続公演より、ベストテイクをチョイスしたライヴ・アルバムが登場!
 マイルス~コルトレーンらのスタンダード・ナンバーから、自身の代表曲“マンハッタン・フルー・ダンス”“ユニコーン”まで、「海外公演の方が気負わずに自分をさらけ出せる」と語る香津美のギターは、最小のバンド構成であるトリオの自由な空間を得て、まさにフレーズがほとばしる!
 繰り出される即興とリズムセクションの絡み、オベドの絶叫とヤネクのクールネス、さらにはオーディエンスの盛り上がりなどライヴならではの一体感を体感できるジャズ・ギター・トリオによる決定版ライヴ・アルバム!

渡辺香津美『Live at Iridium』詳しくはこちら

渡辺香津美とジャコ・パストリアスの共演音源!

 ジャコ・パストリアスと渡辺香津美が夢の共演を果たした1983年の日本公演が遂にCD化!!
 1982年にウエザー・リポートを脱退し、同年ワード・オブ・マウス・ビッグ・バンドとしてオーレックス・ジャズ・フェスティバルで来日し、ソロ・ワークスとして全盛を極めていた。その翌年にワード・オブ・マウス・バンドとして全国9ヶ所、10公演を行った時の白熱のライヴ音源が初CD化!
 当初ギターで参加するはずだったマイク・スターンが急遽来日できなくなり、彼の推薦により渡辺香津美が参加。日本人としては唯一の夢の共演が実現した。

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カテゴリ : ニューリリース | タグ : フュージョン

掲載: 2012年08月07日 10:40

更新: 2012年09月11日 10:41