注目アイテム詳細

渡辺香津美の『トリコ・ロール』トリオによる熱狂の最新NYライヴ盤

渡辺香津美

 新たな渡辺香津美のトリオとして話題を呼んだオベド・カルヴェール(ds)、ヤネク・グウィズダーラ(b)の3人が、ニューヨークの老舗クラブで行った2011年10月の3日連続公演から、ベストテイクをアルバム化。

 伝説のジャズ・ギタリスト=レス・ポールが亡くなる2009年まで毎週レギュラーで出演、そのトリビュート・ギグとしてリリースされたジェフ・ベックの映像作品でも知られるギタリストの聖地イリディウムでの公演を収録。

 コージーなジャズ・クラブのリラックスした雰囲気の中、次第に白熱するトリオのインタープレイが聴衆を圧倒する。<The Legendary Jazz Fusion Guitarist>と銘打たれたビルボードに応えるように、マイルス~コルトレーンらのスタンダード・ナンバーから、自身の代表曲“マンハッタン・フルー・ダンス”“ユニコーン”までを研ぎすまされた演奏で繰り広げる香津美。

 このトリオでは、アルバム『トリコ・ロール』リリース時の来日公演においても、グルーヴしながら叩きまくるオベドのドラムと、長年のリズムセクションを組むロンドン生まれのベーシスト=ヤネクとの絶妙なコンビネーションが話題に。「海外公演の方が気負わずに自分をさらけ出せる」と語る香津美のギターは、最小のバンド構成であるトリオの自由な空間を得て、まさにフレーズがほとばしる、という表現に相応しい展開を見せる。
 繰り出される即興とリズムセクションの絡み、オベドの絶叫とヤネクのクールネス、さらにはオーディエンスの盛り上がりなどライブならではの一体感を体感できるジャズ・ギター・トリオによる決定版ライヴ・アルバム!

【パーソネル】
渡辺香津美(g)
ヤネク・グウィズダーラ(b)
オベド・カルヴェール(ds)

【収録曲】
1. オール・ブルース(Miles Davis)
2. モーメンツ・ノーティス(John Coltrane)
3. ザ・サイドワインダー(Lee Morgan)
4. インプレッションズ(John Coltrane)
5. クライ・ミー・ア・リバー(Arthur Hamilton)
6. 遠州つばめ返し
7. マンハッタン・フルー・ダンス
8. ユニコーン

Kazumi Watanabe“Unicorn”Live at the Iridium(2011年10月15日)

渡辺香津美のソロ・アコースティック・プロジェクト第5弾も発売

渡辺香津美『Guitar Renaissance V[翔]』詳しくはこちら

カテゴリ : 予約 | タグ : フュージョン

掲載: 2012年09月11日 10:20

更新: 2012年09月11日 10:20