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ラスカルズのアトランティック時代全作品が紙ジャケ化

The Rascals


“ブルー・アイド・ソウル”ロック・バンドの雄、ラスカルズのアトランティック時代全作品が、2012年デジタル・リマスタリングで待望の紙ジャケットで登場。

 

『グッド・ラヴィン』

ブルーアイド・ソウルの代名詞とも呼ばれるザ・ヤング・ラスカルズの1966年に発表された記念すべきデビュー・アルバム。メンバーはフェリックス・キャヴァリエ (Vo, Kb)、エディ・ブリガティ (Vo)、ジーン・コーニッシュ (Gt)、ディノ・ダネリ (Ds)。1966年に見事全米ナンバーワンを記録した「グッド・ラヴィン」(1966/3/12 #1)はオリンピックス(The Olympics)の1965年のヒット曲のカヴァー。1964年にニューヨークで結成して以来、クラブ・バンドとして磨き上げてきた疾走感あふれる演奏力と、ヴァラエティに富んだレパートリーが存分に楽しむことができ、全体的に荒削りながらも若々しい勢いとパワーに満ち溢れたアルバム。1965年に発表されたデビュー・シングル「I AIN'T GONNA EAT OUT MY HEART ANYMORE」(1965/12/25 #52)のほか、ラリー・ウィリアムズのカヴァーでビートルズでもおなじみの「SLOW DOWN」やウィルソン・ピケットのナンバーなどの彼らのフェイヴァリット・ナンバーに加え、初のオリジナル曲「DO YOU FEEL IT」で、すでに後の活躍を予感させている。(1966年作品 アルバム・チャート15位)

 

■ステレオ/モノ両ヴァージョン収録の全20曲
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『コレクションズ』

1967年に発表されたザ・ヤング・ラスカルズのセカンド・アルバム。ファースト・アルバムではカヴァー曲が中心であったが、このアルバムではリード・トラックともいえる「ロンリー・トゥー・ロング」(1967/1/28 #16)や、シングル・ヒット「カム・オン・アップ」(1966/9/24 #43)といった質の高いオリジナル楽曲が多く登場している。「ダンス天国」や「ミッキーズ・モンキー」といったR&Bクラシックをヤング・ラスカルズ独自のフィーリングで完全に消化しており、それがこのアルバムのクライマックスでもある。また、スタンダードである「君を愛してから (SINCE I FELL FOR YOU)」「モア」など、エディ・ブリガティによるヴォーカル曲も秀逸。ファースト・アルバムよりもさらに迫力を増した演奏力と歌唱力を存分に味わえる初期の名アルバム。(1967年作品 アルバム・チャート14位)

 

■ステレオ/モノ両ヴァージョン収録の全22曲
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『グルーヴィン』

1967年に2枚目の全米ナンバーワン・シングルとなった、彼らの代表曲と呼んで差し支えないであろう「グルーヴィン」(1967/4/22 #1)をフィーチャーしたサード・アルバム。「グルーヴィン」は、ハーモニカやパーカッションが響くのどかなサウンドに、フェリックス・キャヴァリエのソウルフルなヴォーカルが見事に溶けあった、まさに彼らの真骨頂ともいえる名曲中の名曲。続くトップ・テン・ヒット「A GIRL LIKE YOU」(1967/7/15 #10)は軽快なシャッフル・ビートにスリリングなブラス・セクションが絡むジャジーなサウンドで新境地を見せた。さらにエディ・ブリガティのドラマティックなヴォーカルが素晴らしい「高鳴る心 (HOW CAN I BE SURE)」(1967/9/9 #4)など、聴き所満載。後にパット・ベネターがカヴァーしたことでも知られる1966年のシングル「ユー・ベター・ラン」(1966/6/18 #20)、スティーヴィー・ワンダーの「太陽のあたる場所 (A PLACE IN THE SUN)」の素晴らしいカヴァーに加えて、メンバーのオリジナル曲も実験的で、全体的にポジティヴなパワーに溢れたアルバム。(1967年作品 アルバム・チャート5位)

 

■ステレオ/モノ両ヴァージョン収録の全22曲
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『夢見る若者』

それまでの3作のイメージを見事に打ち破り、1968年という時代を反映しつつ新しい世界を切り開いた4枚目。このアルバムから「ザ・ラスカルズ」名義になった。先行シングル「IT'S WONDERFUL」(1967/12/9 #20)、日本のみのシングル・カット「イージー・ローリン」収録。あまりにも美しいロマンティックなバラード「雨の日 (A Rainy Day)」、壮大なスケールを感じさせる「My Hawaii」などのエディ・ブリガティのヴォーカル曲や、フェリックス・キャヴァリエのシタールを取り入れた「Sattva」における夢のような高揚感がこのアルバムの完成度の高さを物語っている。ゲスト・ミュージシャンとして、ヒューバート・ロウズ、キング・カーティス、ロン・カーター、チャック・レイニーといった名前も見える。1965年にデビューして以来、たった数年でグループとしての到達点とも言えるほどの完成度の高いアルバムを制作してしまったことに驚きを禁じえない。(1968年作品 アルバム・チャート9位)

 

■日本初CD化
■ステレオ/モノ両ヴァージョン収録(全22曲)
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『タイム・ピース : ラスカルズ・グレイテスト・ヒッツ』

1965年のデビュー以来、快進撃を続けてきたラスカルズの、まさに全盛期といえる1968年に発表された初のベスト・アルバム。彼らにとってアルバム・チャートで初めて全米ナンバーワンを記録した。代表曲「グッド・ラヴィン」、「グルーヴィン」などのシングル・ヒットはもちろん、1968年の最新シングル「ビューティフル・モーニング」 (1968/4/13 #3)がアルバムとして初めて収録された。1965年から68年までのヒット・チューン満載なので、これからラスカルズをお聴きする方の入門篇としても最適なアルバム。(1968年作品 アルバム・チャート1位)

 

■日本初CD化
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『自由組曲』

1969年に2枚組LPとして発表された、ラスカルズにとって最大の意欲作。3枚目の全米ナンバーワン・ヒットとなった「自由への讃歌 (PEOPLE GOT TO BE FREE)」(1968/7/20 #1)、それに続いてリリースされた「希望の光 (A RAY OF HOPE)」(1968/12/7 #24)、「HEAVEN」(1969/2/8 #39)をフィーチャーした、これまでの彼らの作品の中でも最もメッセージ色の強い作品。キング・カーティス、チャック・レイニーといったゲスト・ミュージシャンに支えられながらも、ラスカルズとしてのバンドの強い結束力がもっとも感じられるスペシャルなアルバム。(1969年作品 アルバム・チャート17位)

 

■日本初CD化
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『シー』

1969年のシングル「SEE」(1969/5/24 #27)、「CARRY ME BACK」(1969/9/6 #26)、「HOLD ON」(1970/1/3 #51)をフィーチャーした、70年代に入って初のアルバム。シャッフル・ビートが心地よい「I'D LIKE TO TAKE YOU HOME」といった佳曲もさることながら、ナイト・ブラザーズのカヴァー「TEMPTATION'S 'BOUT GET ME」と「REAL THING」で聴くことのできるフェリックスとエディのツイン・ヴォーカルはまさにソウルフルの一語に尽きる。ここでもチャック・レイニー、ロン・カーター、ヒューバート・ロウズといったゲスト・ミュージシャンがサウンドに彩りを加えており、一貫して円熟したバンド・サウンドを聴くことができるアルバム。ジャケットはその時代を象徴する画家、ルネ・マグリットの代表作ともいえる「大家族」。(1970年作品 アルバム・チャート45位)

 

■日本初CD化
■2012年デジタル・リマスタリング

 

『ラスト・アルバム』

1971年に発表したアトランティック・レーベルとして最後のアルバム。ゴスペル・フィーリングあふれるパワフルな作品で、アレサ・フランクリンのバック・コーラスでも知られるスウィ-ト・インスピレーションズが参加している「GLORY GLORY」他を収録。(1971年作品 アルバム・チャート198位)

 

■日本初CD化
■2012年デジタル・リマスタリング

タグ : リイシュー 紙ジャケ/高音質(ROCK/POP)

掲載: 2012年11月10日 11:46