バッド・プラスのイーサン・アイバーソンとリー・コニッツによる注目作
85歳の大御所サックス・プレイヤー=リー・コニッツと、2000年頃にロックの名曲を轟音でジャズ・カヴァーし、シーンに躍り出てきたアメリカのトリオ〈バッド・プラス〉のピアニスト=イーサン・アイバーソンが連名でアルバムをリリース!
フリー・ジャズの先駆けともいえる前衛的な演奏活動を行ってきたリー・コニッツと、前述のロック轟音ジャズ・カヴァーなど枠組みにとらわれないスタイルでジャズ以外のファンも魅了してきたイーサン・アイバーソン。コニッツのインプロヴィゼーションとアイバーソンのポスト・モダンの感性という組み合わせは驚くべきものではないかもしれない。そこに、ラリー・グレナディア(b)、ホルヘ・ロッシー(ds)とこれまた強力な凄腕がサポート。新しいサウンドスケープを展開するオリジナル曲や、これまで聴いたことのないようなアプローチに挑戦したスタンダード曲などを収録。ジャズの過去と現在、そして未来を行ったり来たりするようなアルバムとなっています。
【パーソネル】
Ethan Iverson(piano)
Lee Konitz(alto saxophone、vocal)
Larry Grenadier(bass)
Jorge Rossy(drums)
【収録曲】
1. Blueberry Ice Cream take 2
2. Try a Little Tenderness
3. It's You (Tempo Complex)
4. It's You
5. What's New
6. 317 East 32nd
7. Body and Soul
8. Blueberry Hill
9. A Distant Bell
10. Bats
11. Mr. Bumi
12. My New Lovers All Seem So Tame
13. My Old Flame (vocal:Lee Konitz)
14. Blueberry Ice Cream take 1
イーサン・アイバーソン&リー・コニッツ“It's You”