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クレイドル・オーケストラとジョヴァンカの美麗コラボ・アルバム

Cradle Orchestra

Black Thought (from The Roots)、Talib Kweli、 CL Smoothなど数々のヒップホップ・レジェント達とコラボレイションを繰り広げ、世界にその名を轟かす日本人トラック・メイカー/プロデューサーのCradle Orchestra (クレイドル・オーケストラ)と、現代のミニー・リパートンとも言うべき甘美なヴォーカルを持つオランダDOX Recordsを代表する歌姫Giovanca(ジョヴァンカ)のコラボレイション・アルバム「Wherever To」が発売!

2008年デビューのGiovancaと2009年メジャー・デビューのCradle Orchestraの両アーティスト。ほぼ同時期にシーンに登場し、ジャンルは違えどその音楽スタイルに惹かれ合い、Cradle Orchestra名義で過去3曲のコラボレイション曲を発表してきた。その後自然な流れで、単発ではなく、もっと大きな枠組みでの作品を発表するというモチベーションが互いに膨らみプロジェクト作品の制作へと繋がっていった。作品では、Cradle Orchestraが指揮を執るソウル、ジャズ、ヒップホップなどの多ジャンルの音楽的要素を持つトラックに、正にオンリーワンなジョヴァンカのヴォーカルがのる、両アーティストでしか成し得ないエヴァーグリーンな作品となっている。

また豪華アーティストもこのプロジェクトに参加。藤原ヒロシがプロデュースした楽曲「On Fire」は、80年代に活躍したニューウェイヴのアーティスト=ドゥルッティ・コラムの「Favorite Painting」を大胆にサンプリングしたトラックにジョヴァンカのアンニュイなヴォーカルがのる秀逸な曲。Shing02が参加した楽曲「Chasing Tadpoles feat. Shing02」は作品中唯一のラップ曲であり、アルバムの中での素晴らしいスパイスとなっている。

■バイオグラフィ
2008年1stアルバム『Subway Silence』デビューを飾ったオランダのシンガー“Givanca (ジョヴァンカ)”と、2009年『Velvet Ballads』でメジャー・デビューを果たしたトラック・メイカー/プロデューサーの瀬戸智樹=“Cradle Orchestra (クレイドル・オーケストラ)”。ほぼ同時期にシーンに登場した両者が互いに惹かれ合いリンクすることは必然でもあった。
Cradle OrchestraプロデュースでGiovancaがヴォーカルを務めた楽曲は過去3曲発表されている。その楽曲制作を通し、単発ではなくもっと大きな枠組みとして作品を創るモチベーションが膨らみ自然と楽曲制作に入った両アーティスト。その後プロジェクトとしての話がスタートしてから約2年後にスタジオに入ることになる。スタジオ・ワークは日本にあるCradle OrchestraのスタジオにGiovancaを招きレコーディング。それはエクスペリメントの精神でトライ・アンド・エラ-を繰り返しながらブラッシュアップしてゆく、まさに音楽の合宿の様だったという。2014年秋、その長きに渡るプロジェクトの作品が遂に発表される。

タグ : ソウル/R&B

掲載: 2014年10月17日 18:40