イタリアの名手アッカルドの30~40代の協奏曲録音を集めたお買い得ボックス(6枚組)
イタリアのヴァイオリンの巨匠、アッカルド(1941~ )の旧フィリップスへの協奏曲録音の数々がデッカ・レーベルで復活します。CD1とCD2は旧東ドイツ・エテルナ社との共同制作で、ベートーヴェンとブラームスを得意とするマズアとの共演。CD3は当時ボストン交響楽団とシベリウスの交響曲を録音し、好評を得ていた壮年期のデイヴィスとの共演です。CD4~6は、お国もののイタリア・バロック~古典作品をアッカルドが弾き振りしたもの。いずれもアッカルド30~40代の録音で、高い技術と輝かしい音色、知的でオーソドックスな解釈により初出時より高い評価を受けていた名演揃いです。
(タワーレコード)
サルヴァトーレ・アッカルド
プロフィール
ヴァイオリニスト。1941年イタリア、ナポリ生まれ。13歳でパガニーニのカプリースを演奏してデビュー。ナポリのサン・ピエトロ音楽院でマイエルラに師事。55年にヴェルチェルリ国際コンクールで第1位に入賞し、58年パガニーニ国際コンクールで優勝。以後ソリストとして国際的に活躍。室内楽活動も熱心で、アッカルド四重奏団での活動や後進の指導にも当たっている。87年には『成行き泥棒』でオペラ指揮者としてもデビューを果たした。
2012/07/30 (2013/08/20更新) (音楽出版社)
【収録曲目】()内は制作年
[CD1]
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op.61
マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (1978)
[CD2]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 Op.77
ヴァイオリン、チェロのための二重協奏曲 Op.102
シフ(チェロ)
マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (1979)
[CD3]
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 Op.47
6つのユモレスク
C.デイヴィス指揮ロンドン交響楽団(1979)
[CD4]
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 D96, 117, 78
イ・ムジチ合奏団(1974)
[CD5]
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲集 D56, 83
イギリス室内管弦楽団(1983)デジタル録音
[CD6]
ヴィヴァルディ:四季、協奏曲集 RV551, 580
イ・ソリスティ・ディ・ナポリ(1987) デジタル録音
以上、アッカルド(ヴァイオリン)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2014年11月17日 20:00