稀代の名コンビ録音集成登場~アルゲリッチ&アバド~コンチェルト・レコーディング全集(5枚組)
今年2014年1月に亡くなられたクラウディオ・アバド。最も人気のあるピアニストの一人、アルゲリッチと巨匠アバドの黄金の顔合わせによるDGへの協奏曲録音を収録したものです。1968年の、歯切れの良い卓越したリズム感と叙情性があいまって、スリリングかつロマンティックな世界を表現している、若き日のマルタ・アルゲリッチの不朽の名盤と言えるプロコフィエフとラヴェル。アルゲリッチの持ち前の輝かしい音色と卓越したテクニックによるしなやかなショパン。チャイコフスキーの白熱のライヴ・レコーディング。ピリオド・アプローチをも踏まえたオーケストラとの絡み合いが興味深い刺激的なベートーヴェン。2013年“ルツェルン音楽祭”で絶賛を浴びた演奏。デビューの時から親密なパートナーシップにより名録音を生み出してきたクラウディオ・アバドの指揮による、どれもが作品の核心を鋭く抉る永遠の名演です。
(ユニバーサル・クラシックス)
【収録内容】
演奏は全て、
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
クラウディオ・アバド(指揮)
<CD1>
・プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
・ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1967年]
<CD2>
・ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
・リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
ロンドン交響楽団
[録音:1968年]
<CD3>
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[録音:1994年]
<CD4>
ベートーヴェン:
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
・ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
マーラー・チェンバー・オーケストラ
[録音:2000年、2004年]
<CD5>
モーツァルト:
・ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調K.466
モーツァルト管弦楽団
[録音:2013年]
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2014年11月20日 12:38