フランコ・ベルギー派の名手グリュミオーによる"極め付け"のモーツァルト録音を集成!(CD19枚組)
イタリア・ユニバーサルより往年の名手グリュミオーが最も得意としたモーツァルトの録音をまとめた19枚組廉価BOXをリリースします。ヴァイオリン協奏曲から室内楽まで、ヴァイオリンが参加する作品が幅広く収められ、かつ録音時期も50年代のモノラル録音から80年代のデジタル録音まで含まれ、グリュミオーのモーツァルト演奏を包括的に味わうことができます。
例えば、ヴァイオリン・ソナタではモノラル~ステレオ初期の名女流ハスキルとの有名な録音2枚、自らピアノを弾いて二重録音したK.481のソナタ、そして80年代にウィーン出身の名手クリーンとデジタル録音した選集まで楽しむことができます。
また、グリュミオーは室内楽演奏にも熱心で、弦楽五重奏曲全集、クラリネット五重奏曲、オーボエ四重奏曲、ディヴェルティメントK.563など聴き応えのある室内楽名曲も含まれています。
ヴァイオリン好きだけでなく、すべてのモーツァルト・ファンにおすすめしたい一組です。(タワーレコード)
アルテュール・グリュミオー
プロフィール
ヴァイオリニスト。1921年ベルギーのヴィレール・ペルワン生まれ。86年没。6歳でシャルルロワ音楽院に入り、11歳でヴァイオリニスト及びピアニストの国家試験に合格。33年ブリュッセル音楽院でデュボワに師事。36年にはエネスコに師事して、早くからその才能は認められた。戦争でデビューは戦後になったが、“ティボーの再来”といわれ、フランコ・ベルギー派の直系の巨匠として、その円熟期の死は惜しまれる。室内楽でも活躍した。
【収録曲目】
※詳細は後日反映します。
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲全集(第1~5番)
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364
アダージョ K.261
ロンド K.373
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集
ロンド K.250 (ハフナー・セレナードよりクライスラー編曲)
メヌエット~ディヴェルティメント第17番 K.334
「泉のほとリで」によるピアノとヴァイオリンのための6つの変奏曲 K.360
弦楽五重奏曲全集(第1~6番)
クラリネット五重奏曲 K.581
オーボエ四重奏曲 K.370
フルート四重奏曲 K.285
フルート四重奏曲 K.App. 171
フルート四重奏曲 K.285a
ディヴェルティメント K.563
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第1番 K.423
ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第2番 K.424
6つのプレリュードとフーガ K.404a
【演奏】
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン、ピアノ)
コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団
ベルンハルト・パウムガルトナー指揮ウィーン交響楽団
レイモンド・レッパード指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
クララ・ハスキル、イシュトヴァン・ハイデュ、ワルター・クリーン(ピアノ)、ほか
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2015年02月04日 18:30