DGとマーキュリーの往年の名盤8タイトルをオリジナル・ジャケット・デザインで重量盤LP化!
アバド&ウィーン・フィルの躍動感溢れる快演がLPで再登場
ブラームス:ハンガリー舞曲集
ブラームスがハンガリーを旅して収集したジプシーや農民の音楽をもとに作曲した『ハンガリー舞曲集』は、もともと民族色豊かなピアノ連弾用の作品ですが、自身やドヴォルザークの管弦楽編曲によってより広く親しまれるようになりました。誇張のないテンポ、巧妙なオーケストラ・コントロール、一貫したアプローチによるアバドの指揮に応え、ウィーン・フィルハーモニーが豊麗な響きを駆使して躍動感溢れる胸のすくような快演を聴かせています。
【収録曲目】
ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)
【演奏】
クラウディオ・アバド(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1982年4月、6月、ウィーン、ゾフィエンザール
(デジタル:セッション)
クーベリックの誠実味溢れる音楽性が刻まれたマーラー演奏!
マーラー:交響曲第1番
若々しい青春の息吹と濃厚なロマンティシズムが横溢するマーラーの交響曲第1番は、憧憬や挫折など多感な感情が表現された、作曲家の出発点となった記念すべき作品です。誠実味溢れる音楽性で世界中の音楽ファンを魅了し続けたクーベリックがライフワークとしたマーラー演奏は、現在でも全く色褪せることがありません。
【収録曲目】
マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
【演奏】
ラファエル・クーベリック(指揮)
バイエルン放送交響楽団
【録音】
1967年10月, ミュンヘン、ヘルクレスザール
(ステレオ:セッション)
ロストロポーヴィチ指揮ベルリン・フィルの名盤がLPで再発売
チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲
世界的なチェリストとして名声を欲しいままにしていたロストロポーヴィチが、指揮活動を始めた初期の代表的な録音です。名門ベルリン・フィルを振った感動的なチャイコフスキーとして大絶賛を受けた名盤のリバイバルです。
【収録曲目】
チャイコフスキー:
(1) バレエ組曲『くるみ割り人形』Op.71a
(2)弦楽四重奏曲第1番Op.11~アンダンテ・カンタービレ(管弦楽版)
(3)イタリア奇想曲Op.45
【演奏】
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮、チェロ(2))
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1978年6月、ベルリン、フィルハーモニー
(ステレオ:セッション
錚々たるヴァイオリニストたちが集結した『四季』のライヴがLPで再発売
スターン、ズッカーマン、ミンツ、パールマンらによる四季
スターン、ズッカーマン、ミンツ、パールマンという当時最高の錚々たるヴァイオリニストたちが一堂に会し、メータ指揮のイスラエル・フィルハーモニーとともにヴィヴァルディの名曲『四季』を演奏した画期的といえるライヴ録音です。4人のヴァイオリニストが各曲を分担。各々の奏者の音色やテクニック、そして音楽性などを聴き比べることで楽しみが倍化するアルバム。その名盤が重量級アナログLPで再登場します!
【収録曲目】
ヴィヴァルディ:協奏曲集『四季』~(1)第1番ホ長調『春』, (2)第2番ト短調『夏』, (3)第3番へ長調『秋』, (4)第4番へ短調『冬』
(5)J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
(6)ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10
(7)モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364
【演奏】
アイザック・スターン(ヴァイオリン(1)(5)(6))
ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン(2)(6), ヴィオラ(7))
シュロモ・ミンツ(ヴァイオリン(3)(5)(6))
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン(4)(6)(7))
ズービン・メータ(指揮)
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1982年12月13~20日、テルアヴィヴ、フレデリック・R.マン・オーディトリアム(デジタル:ライヴ)
バイロン・ジャニスのラフマニノフがLPになって再登場
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
近代的なピアノ技法や力強いダイナミズムに豊かな抒情性を加味し、音色の陰影や変化の綾を自由自在に織り成しながら雄大なスケールで展開してゆくラフマニノフのピアノ協奏曲。第1や2番よりもさらに複雑な構造を持つ第3番は、自ら名ピアニストとして活躍した作曲者がその技術のすべてを注入した力作として知られています。バイロン・ジャニスは、ヴァン・クライバーンらと並び20世紀アメリカの生んだもっとも輝かしいピアニスト。ジュリアード音楽院で学び、事故による指の故障と手術を克服し、ピアニストとして輝かしいデビューを果たします。その才能はトスカニーニやホロヴィッツにも認められ、ホロヴィッツには4年間師事し、その数少ない『弟子』となりました。そのジャニスがドラティの好サポートを得て演奏した名盤が重量級アナログLPで復活登場します。
【収録曲目】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30
【演奏】
バイロン・ジャニス(ピアノ)
アンタル・ドラティ(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1961年6月 ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
(ステレオ:セッション)
定評のあるポール・パレーのフランス音楽の名演がLPで再発売
ラヴェル、イベール:管弦楽作品集
ラヴェルの代表的管弦楽曲を4曲とイベール1曲を収録。フランスの名指揮者ポール・パレーは、コンセール・コロンヌの主席指揮者などを務めたのち、戦後の1951年にデトロイト交響楽団の音楽監督となり短期間のうちにこのオーケストラをアメリカ有数のメジャー・オーケストラに育て上げました。明晰で力強い表現のうちにさわやかな詩情とゆたかな色彩感が伴うパレー独特の名演が重量級アナログLPで再登場。
【収録曲目】
ラヴェル:スペイン狂詩曲, 道化師の朝の歌, 亡き王女のためのパヴァーヌ, ラ・ヴァルス
イベール:寄港地
【演奏】
ポール・パレー(指揮)デトロイト交響楽団
【録音】
1962年3月, デトロイト、Cass Technical High School
(ステレオ:セッション)
ドラティの指揮によって見事にコントロールされた名演がLPで再発売
ストラヴィンスキー:火の鳥
バレエ・リュス・ド・モンテカルロの指揮者として、ディアギレフ時代から引き継がれた名作など数多くのバレエ上演の経験を積み、自らも編曲者としてバレエ作品を生み出したハンガリー出身の名指揮者、ドラティによる極め付けのストラヴィンスキー録音です。シャガールによるジャケット画も幻想味あふれる作品の美しさを見事に示しています。
【収録曲目】
ストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』(1910年版)
【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮) ロンドン交響楽団
【録音】
1959年6月, ロンドン、ワトフォード・タウン・ホール
(ステレオ:セッション)
重厚で快速感あるポール・パレーのシベリウスがLPで再発売
シベリウス:交響曲第2番
フランスの名指揮者ポール・パレーは、コンセール・コロンヌの首席指揮者などを務めたのち、戦後の1951年にデトロイト交響楽団の音楽監督となり短期間のうちにこのオーケストラをアメリカ有数のメジャー・オーケストラに育て上げました。フランス音楽で定評のあるパレーですが、この演奏は彼の唯一のシベリウス録音となるもの。快速なテンポ、骨太の音を基調に、勢いに溢れた個性的な演奏です。
【収録曲目】
シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43
【演奏】
ポール・パレー(指揮)デトロイト交響楽団
【録音】
1959年1月, デトロイト、Cass Technical High School
(ステレオ:セッション)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2015年03月26日 20:30