バッハからガーシュウィンまで、「チェロのプリンス」フルニエが英デッカに残したリサイタル盤、世界初CD化!
チェロ・リサイタル
フルニエ(チェロ)、ラッシュ(ピアノ)
バッハからガーシュウィンまで、「チェロのプリンス」フルニエが英デッカに残したリサイタル盤、世界初CD化!
ピエール・フルニエ(1906~86)は申すまでもなフランスが生んだ20世紀最高のチェロ奏者で、その優美な音色と気品高い演奏から「チェロのプリンス」の異名をとったことでも知られています。バッハの無伴奏チェロ組曲やドヴォルザークのチェロ協奏曲など、大規模で構成的な作品において不滅の名盤を残している彼ですが、豊かな情緒と粋なセンスが横溢した小品演奏においても極めて高く評価されました。それは、ドイツ・グラモフォンと旧EMIに録音した小品集、そして2013年にタワーレコード企画盤で復刻したコンサートホールへの小品集(TWCO-45)と、様々なレーベルに小品集を残していることでも証明されるでしょう。そしてもう1枚、フルニエは英デッカにも小品集を残していました。1952年10月、ロンドン、デッカ・スタジオでのモノラル録音で、バッハからガーシュウィンまで小品7曲と、バッハのチェロ・ソナタBWV1027が入っています。このうちバッハのチェロ・ソナタだけは海外盤でCD化されたことがありましたが、他の7曲の小品がこれが世界初CD化となります。日本ではキングから1,500円の廉価盤LPで出て以来、約40年ぶりの復刻となります。フルニエの滋味あふれる小品演奏を英デッカの定評あるモノラル録音でお楽しみください。
カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 ニューリリース
掲載: 2015年04月02日 13:40