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伝説のヴァイオリニスト、カミラ・ウィックス!1940~90年代の50年間の壮大な記録(6枚組)

カミラ・ウィックス名演集

カミラ・ウィックスは、1928年、米国、カリフォルニア州ロングビーチ生まれのヴァイオリニスト。やはりヴァイオリニストのノルウェイ系の父からヴァイオリンを学ぶ。天才少女として騒がれ、10代からソリストとして極めて高い人気を得た。キリリとした美音、恐れを知らないような強い情熱、非常に高い技術が融合したウィックスの演奏は、極めて強い独自の魅力を放っている。残念なことに結婚後の1950年代末からウィックスは演奏活動より家庭を選び、超一流のヴァイオリニストだったにもかかわらず演奏会や録音は限定的になってしまった。世界を飛びまわらなくても彼女が一流の腕前を保っていたのは、このCD6枚に収められた様々な録音から十分理解できるだろう。34歳の時のラヴェルのツィガーヌは、数あるこの曲の録音の中でも独奏の炎が燃え上がる勢いでは最上位に来るような強烈な演奏だ。老年に入ってからでも、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタなど実に素晴らしい。ステレオ録音が多い(ただし録音状態はかなりマチマチ)のもありがたい。(東武ランドシステム)

<関連旧譜>カミラ・ウィックスの伝説的名盤はコチラ!
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
カミラ・ウィックス(ヴァイオリン)
シクステン・エールリンク指揮
ストックホルム放送交響楽団
1952年録音
作曲者から称賛された名演奏。
米キャピトル初期LPのオリジナル・ジャケット・デザイン使用。

『カミラ・ウィックス 至宝の演奏の50年』

【曲目】
CD1(78:55)
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.77
(3)ブラームス(ヨアヒム編):ハンガリー舞曲第7番 イ長調
(4)メンデルスゾーン(アクロン編):歌の翼にOp.34-2
(5)ドゥシュキン(伝パラディス):シシリエンヌ

CD2(75:45)
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
(2)ブルースタ:トロールの風車
(3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ短調 Op.22
(4)サラサーテ: 序奏とタランテラ Op.43
(5)バーバー:ヴァイオリン協奏曲 Op.14

CD3(75:52)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
(2)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
(3)R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18―第2楽章
(4)ショスタコーヴィチ(ツィガーノフ編):前奏曲第10 番 嬰ハ短調 Op.34-10前奏曲第15番 変ニ長調 Op.34-15前奏曲第16番 変ロ短調 Op.34-16前奏曲第24番 ニ短調 Op.34-24
(5)ガーシュイン(ハイフェッツ編):3つの変奏曲
(6)シューベルト(ヴィルヘルミ編):アヴェ・マリア

CD4(77:13)
(1)ショーソン:詩曲 Op.25
(2)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.27-3 「バラード」
(3)フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 Op.13
(4)タイユフェール:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(5)ニン(コチャンスキ編):4つのスペインの歌

CD5(77:35)
(1)ブロッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
(2)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
(3)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(4)バルトーク:ラプソディ第2番
(5)ラヴェル:ツィガーヌ
(6)イングヴァル・ヴィックス:砂漠への讃歌

CD6(79:15)
(1)グリーグ:ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調Op.45―第1楽章
(2)グリーグ:ピアノ・ソナタ第3番 ハ短調Op.45―第2、3楽章
(3)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 嬰ヘ短調 Op.14
(4)ヴィエニャフスキ:スケルツォ―タランテラOp.16
(5)サラサーテ:マラゲーニャ
(6)サラサーテ:サパテアード
(7)ショパン(ミルシタイン編):夜想曲 嬰ハ短調
(8)ショパン(ヴィルヘルミ編):夜想曲 ニ長調 Op.27-2
(9)ベンジャミン:聖ドミンゴ
(10)クライスラー:中国の太鼓
(11)スカルラテスク:バガテル
(12)ベンジャミン:ジャマイカのルンバ

【演奏】
カミラ・ウィックス(ヴァイオリン)

CD1
(1)フリッツ・ブッシュ(指揮)デンマーク国立交響楽団1949年9月22日、コペンハーゲン
(2)アリ・ラシライネン(指揮)ノルウェイ放送管弦楽団1994年か1995年 (ステレオ)
(3)(4)ロバート・レヴィン(ピアノ)1950年、ノルウェイ
(5)ホレス・マルティネス(ピアノ)1973年11月4日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)

CD2
(1)(2)ウィリアム・スタンバーグ(指揮)ハリウッド・ボウル交響楽団1953年8月18日
(3)レオポルド・ストコフスキー(指揮)ハリウッド・ボウル交響楽団1946年8月14日
(4)サンフランシスコ交響楽団録音時期不明
(5)シクステン・エールリンク(指揮)ストックホルム・フィルもしくはストックホルム放送交響楽団録音時期不明

CD3
(1)(2)(4)マーティン・カッツ(ピアノ)1986年2月11日、ミシガン州アナーバー(ステレオ)
(3)ホレス・マルティネス(ピアノ)1973年11月4日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)
(5)ロズリン・フランツ(ピアノ)1980年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
(6)ホレス・マルティネス(ピアノ)1960年10月8日、カリフォルニア州アナハイム

CD4
(1)アルバート・ハーシュ(ピアノ)1963年2月26日、テキサス州ダラス
(2)1988年夏、テキサス州、ラウンド・アップ・フェスティヴァル (ステレオ)
(3)マイルズ・グレイバー(ピアノ)1985年3月24日、サンフランシスコ (ステレオ)
(4)ブライアン・コネリー(ピアノ)1990年10月15日、サンフランシスコ
(5)マーティン・カッツ(ピアノ)1986年2月11日、ミシガン州アナーバー(ステレオ)

CD5
(1)ロズリン・フランツ(ピアノ)1980年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
(2)(3)ニール・カーツ(ピアノ)1991年4月5日、ヒューストン (ステレオ)
(4)ジーン・バー(ピアノ)1984年3月4日 (ステレオ)
(5)アルバート・ハーシュ(ピアノ)1963年2月26日、テキサス州ダラス
(6)ホレス・マルティネス(ピアノ)1973年11月4日、ワシントン州ワナッチー

CD6
(1)(2)ロバート・レヴィン(ピアノ)
(1)1947年(ドキュメンタリー映画より)(2)録音時期不明(ラッカー盤からの復刻、恐らくライヴ)
(3)(5)(7)(11)ホレス・マルティネス(ピアノ)1960年8月10日、カリフォルニア州アナハイム
(4)ホレス・マルティネス(ピアノ)1973年11月4日、ワシントン州ワナッチー(ステレオ)
(6)ロズリン・フランツ(ピアノ)1980年、カリフォルニア州フラトン (ステレオ)
(8)-(10)ピアノ伴奏1948年頃
(12)マイケル・クーパー(ピアノ)ミシガン州アナーバー (ステレオ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2015年07月01日 15:00