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ズービン・メータ&ニューヨーク・フィルハーモニック~ブラームス:交響曲&協奏曲全集(8枚組)

メータ&NYPのブラームス

 

2016年4月に80歳を迎える指揮者ズービン・メータ。それを記念して、メータがニューヨーク・フィル時代に録音したブラームスの全録音を8枚組のボックスセットでリリースいたします。メータは1936年インドのボンベイ生まれ。ウィーン、イギリスでキャリアをスタートし、瞬く間にオーケストラ、オペラ指揮者として脚光を浴びるようになりました。モントリオール交響楽団、ロサンジェルス・フィル、ニューヨーク・フィルの音楽監督を歴任し、フィレンツェ歌劇場の首席指揮者、バイエルン州立歌劇場の音楽監督としても胸を振るいました。1978年にブーレーズの後任としてニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。13年という同フィル史上最も長い在任期間であり、「最も優れたオーケストラ・コントロール」と賞賛されました。ニューヨーク・フィル時代にメータはCBSに録音を開始します。ストラヴィンスキー「春の祭典」を皮切りに、「惑星」「ツァラトゥストラ」「展覧会の絵」「ペトルーシュカ」「巨人」など、華やかなオーケストラ曲を中心に数多くの名盤を残しました。今回ボックス化されるブラームスの交響曲全集と協奏曲全集も、アイザック・スターン、ダニエル・バレンボイム、ピンカス・ズッカーマンなど、メータの盟友もある名ソリストたちが参加し、見事な音楽の美しさを表現された名演です。特に交響曲第1番はLPでも発売されなかった音源です(1976年にDeccaにウィーン・フィルと録音したばかりだったため、おそらく契約上の問題だったと思われます)。今回の発売にあたって、全てオリジナル・マスターテープよりリマスターされ、それぞれのディスクは、発売当時のレーベル・デザインを使用し、さらにオリジナルLPジャケット・デザインの紙ジャケットに収められ、オールカラーの別冊解説書とともにクラムシェル・ボックスに収納されます。別冊解説書には、詳細なデータを含むトラックリスティングとエッセイが掲載される予定です。
(ソニークラシカル)

メータ&NYPのブラームス

参考画像:LP時代にリリースされた際のジャケット・デザイン

【収録予定曲】ブラームス:【CD1】交響曲第1番ハ短調Op.68,【CD2】交響曲第2番ニ長調Op.73,【CD3】交響曲第3番ヘ長調Op.90, ハイドンの主題による変奏曲Op.56a,【CD4】交響曲第4番ホ短調Op.98,【CD5】ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15,【CD6】ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83,【CD7】ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77,【CD8】ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102, 大学祝典序曲Op.80《演奏》ズービン・メータ(指揮) ニューヨーク・フィルハーモニック,ダニエル・バレンボイム(ピアノ:CD5&6), アイザック・スターン(ヴァイオリン:CD7), ピンカス・ズカーマン(ヴァイオリン:CD8), リン・ハレル(チェロ:CD8)《録音》1978~1982年、ニューヨーク

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2016年01月08日 19:30