MEMORIESよりミュンシュのモーツァルト録音集が登場!ベートーヴェン交響曲全集が復活!
ミュンシュの貴重なモーツァルト:交響曲集+レクイエム
第31番、第39番のみモノ、他はステレオ!RCAには協奏曲録音しか残さなかったなかったミュンシュのモーツァルト。幻のレパートリーがまとめて聴けます!正に「疾走するモーツァルト」!猛スピードで駆け抜けます。いずれもミュンシュらしい溌剌とした、そしてドラマティックな名演ばかり。即興的なテンポアップ、テンポダウン、急ブレーキ、急発進。「リンツ」など第2楽章の終りに拍手が起こりますが構わず、次に進みます。ボストン響の黄金時代故にキラキラとした音色の輝かしさが豪華絢爛のハリウッド映画のようです。かの吉田秀和氏はミュンシュのバッハ「ブランデンブルク」を「現代的に割切った演奏で面白い」と高く評価していますが、「ミュンシュのモーツァルト」にも全く同じ感想を持たれることでしょう。(ミューズ貿易新社)
交響曲第31番「パリ」(1954年4月2日)、交響曲第35番「ハフナー」(1962年7月22日)、交響曲第36番「リンツ」(1962年7月21日)、交響曲第39番(1955年4月9日)、交響曲第40番(1959年7月11日)、交響曲第41番「ジュピター」(1962年7月21日)、レクイエム(1962年7月22日)
ミュンシュ指揮ボストン交響楽団、 フィリス・カーティン(ソプラノ)、フローレンス・コプレフ(アルト)、ブレーク・スターン(テノール)、マック・モーガン(バス)、タングルウッド合唱団
久々の復活!ミュンシュのベートーヴェン:交響曲全集
2011年に発売され話題を呼んだ巨匠ミュンシュによる「ベートーヴェン:交響曲全集」が久々の復活。ボストン響着任からその黄金時代のライヴ録音を集成した、正に火の玉のように燃える熱いベートーヴェン。ミュンシュも怒鳴り、足踏みしまくります。基本的には快速のテンポ設定で、オーケストラを鼓舞し続けます。第8番のみはパリ音楽院管とのスタジオ録音で、この当時はまだローカルなフランス。オーケストラの味わいが色濃く残っていることも注目されます。ミュンシュはフルトヴェングラーからの影響を強く受けているとは良く言われる所ですが、注意深く聴くとトスカニーニの影響、即ち一見イン・テンポに聴かせながら、実は自然で見事なウネリを大きくあげる自在さを感じることができると思います。聴きやすく作為のないMEMORIES入魂のリマスタリングです。(ミューズ貿易新社)
交響曲第1番(ボストン響、1950年12月27日ライヴ録音)
交響曲第4番(ボストン響、1961年4月18日ライヴ録音)
<CD2>
交響曲第2番(ボストン響、1953年10月17日ライヴ録音)
交響曲第5番「運命」(ボストン響、1959年11月3日ライヴ録音)
<CD3>
交響曲第8番(パリ音楽院管、1947年9月スタジオ録音)
交響曲第3番「英雄」(ボストン響、1957年11月30日ライヴ)
<CD4>
交響曲第6番「田園」(ボストン響、1956年12月8日ライヴ)
交響曲第7番(ボストン響、1954年10月15日ライヴ)
<CD5>
交響曲第9番(ボストン響、タングルウッド祝祭合唱団、アデレ・アディソン(S),フローレンス・コプレフ(CA),ブレイク・スターン(T),ドナルド・グラム(Bs)、1958年8月10日タングルウッド音楽祭ライヴ)
以上、シャルル・ミュンシュ指揮
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2016年01月13日 15:30