ドイツの放送局所蔵マスターから初復刻!Profilレーベルによる『ムラヴィンスキーBOX2』(6枚組)
Profilレーベルが、弊社の依頼でドイツの放送局に眠るムラヴィンスキーの音源を発掘。当時ソ連の放送局から提供された数多くのテープを初復刻した第1弾は非常な好評を博しました。今回の第2弾も驚きのラインナップ。
今回の特徴は、ムラヴィンスキーとして珍しいセッション録音中心で、また彼の録音としては最も初期の1940年代のものが多いこと。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」など、後年の独自な組曲版ではなく、行進曲、こんぺいとうの踊り、アラビアの踊り、中国の踊り、トレパーク、葦笛の踊り、花のワルツが収録されているのが嬉しい限り。ムラヴィンスキーによる同曲集はこれしか録音がなく超貴重。期待にたがわぬ素晴らしい演奏で、古い録音ながら引き込まれます。
またストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」1911年版、ベルリオーズの「幻想交響曲」やリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」も音質向上で登場。ムラヴィンスキーならではの凄さが倍増し、目から鱗が落ちます。
ムラヴィンスキー十八番のプロコフィエフとして有名な「ロミオとジュリエット」、ここに収録されたものが彼にとって最初の録音。若々しいナイーヴさが魅力。
大半は入手困難なうえ、新音源を用いているため大歓迎。さらに驚きの価格で、新たなムラヴィンスキーの名盤の登場となります。
(キングインターナショナル)
CD1
チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」(全13曲)【行進曲/お客様の退場、クリスマス・ツリーは伸びる/
くるみ割り人形とはつかねずみの王との戦闘/冬の松林/雪片のワルツ/アラビアの踊り/中国の踊り/トレパーク/葦笛の踊り/花のワルツ/パ・ド・ドゥ/こんぺいとうの踊り/終幕のワルツとアポテオーズ】
[録音:1946-48年]
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲K.299【ボリス・トリズノ(フルート)、エレーナ・シニツィナ(ハープ)】
[録音:1949年3月15日]
CD2
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14[録音:1960年2月(ライヴ)]
ビゼー:歌劇「カルメン」~3つの間奏曲/「アルルの女」~ファランドール[録音:1946年11月23日]
CD3
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1911年版)[録音:1946年11月18日]
同:バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)[録音:1961年(ライヴ)]
CD4
プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」第2組曲[録音:1952年3月24日]
同:交響曲第6番変ホ短調Op.111[録音:1958年12月23日]
CD5
リヒャルト・シュトラウス:アルプス交響曲Op.64[録音:1960年2月26日(ライヴ)]
CD6
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」序曲[録音:1940年]
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」[録音:1949年3月25日]
好評発売中!『ムラヴィンスキー・ボックス1』
ドイツの放送局にあったマスターから初復刻。超期待のProfilムラヴィンスキー・シリーズ第1弾
【曲目】
CD1
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調Op.36
同:交響曲第5番ホ短調Op.64(第1・2楽章)
[録音:1960年11月9-10日]
CD2
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調Op.64(つづき第3・4楽章)
同:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
[録音:1960年11月9-10日]
CD3
ハイドン:交響曲第101番ニ長調「時計」Hob.I:101[録音:1952年12月20日]
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番ロ短調Op.54[録音:1946年11月4日]
CD4
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
[録音:1961年10月16日(ライヴ)]
CD5
ドビュッシー:海
同:夜想曲~雲/祭
[録音:1962年(ライヴ)]
ラヴェル:なき王女のためのパヴァーヌ
同:ボレロ
[録音:1960年2月26日(ライヴ)]
CD6
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83[録音:1951年5月14日]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23[録音:1959年7月24日]
【演奏】
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf.CD6)
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2016年06月14日 18:00