ポスト・クラシカルの元祖ヨハン・ヨハンソンのDGデビュー新作
© Jónatan Grétarsson
6年ぶりの待望の新スタジオ録音は、刺激的で臨場感あふれるサウンドを目指したものです。弦楽四重奏、弦楽オーケストラ、エレクトロニクス、ドローン、オルガン、ピアノ、合唱団のほか、謎の短波放送らしきものを折り込み。ヨハンソン方式によるジャンルをブレンドした前衛なスコアとして書かれています。
「私は、単純な対位法テーマの数を使用して、2009年にこのアルバムを書き始めました。多くの異なるバリエーションを書き、これらのアイデアを再形成し、変貌させることを始めました。これらのレンダリングがゆっくりと回転し、元のバージョンは私のハードディスクの暗い隅にフェイドアウトし始めたくらい、解体、再組立の工程に時間をかけて変異しました。
私の以前のアルバムの多くとは異なり、音楽を結合する概念や物語をテーマとして表出させてはいません。むしろ、音楽は勢いであり、そのフォームを待っているように見いだします」 と、ヨハンソンは語っています。
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掲載: 2016年10月06日 09:51