オリヴィエ・ラトリー/ヴォヤージュ~フィルハーモニー・ド・パリのオルガンで聴く名曲集
パリ管弦楽団の新本拠地でもある2015年1月に開館した「フィルハーモニー・ド・パリ」。そこに設置されたオルガンは、オルガン製作者 ミシェル・ガルニエ氏によって考案され、オーストリアの楽器メーカーであるリーガー社が製作した、独特な芸術的なデザイン、高さ15m、横幅20m、91セットの6055本のパイプ、4段の鍵盤がついた鍵盤台を2台もつ巨大なものです。2015年10月にお披露目され、再調整までにさらに時間を要し、2016年2月に本格的に稼働をはじめました。演奏者オリヴィエ・ラトリーは、23歳の若さでノートル・ダム大聖堂付のオルガニストに抜擢され、一気に注目を集めるオルガニスト。大聖堂での活動の傍ら、現在まで日本をはじめとする世界各地でリサイタルを行い、数多くのオーケストラと共演。その卓越した演奏技術と表現力で評価を確立しています。フィルハーモニー・ド・パリに設置された、この素晴らしいオルガンの多彩な音色と響きをお楽しみください。
(ワーナーミュージック)
【収録曲目】
ハチャトゥリアン(レヴィ・キヴィニエミ編):剣の舞
ファリャ(オリヴィエ・ラトリー編):火祭りの踊り
メンデルスゾーン(ライツェ・スミッツ編):厳格な変奏曲 Op.54
J.Sバッハ(マルセル・デュプレ編):カンタータ『神よ、ひたすら感謝します』BWV.29よりシンフォニア
リスト(マックス・レーガー編):波を渡るパオラの聖フランチェスコ
ワーグナー(エドウィン・ルメア編):『トリスタンとイゾルデ』より「前奏曲」と 「イゾルデの愛の死」
ショパン(リスト編):前奏曲ホ短調 Op.28-4
R=コルサコフ(レオンス・ド・サン=マルタン編):熊蜂の飛行
ドビュッシー(レオン・ロケ編):沈める寺
フォーレ(ルイ ルビヤール編):シチリアーノ
サン=サーンス(エドウィン・ルメア編):死の舞踏
【演奏】
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)
【録音】
2016年9月、フィルハーモニー・ド・パリ(デジタル:セッション)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年12月05日 00:00