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すべて初CD化!アマデウス四重奏団のRIAS初出音源集第6弾はハイドンの傑作集5枚組

アマデウス弦楽四重奏団

高音質復刻で評判を呼ぶドイツauditeレーベルからリリースされているRIAS音源によるアマデウス四重奏団の初出音源集。シリーズ最終となる第6弾はハイドンの弦楽四重奏曲集の5枚組です。アマデウス四重奏団によるハイドンといえば1970年代に収録した後期作品集が誉れ高き名盤として知られていますが、第21番、35番、38番の初期作品の収録はないだけに当録音集は非常に貴重と言えます。
RIAS音源による当録音は1950年から1969年にかけて収録されたもので、アマデウス四重奏団の意欲と新鮮な解釈に満ちており、とりわけ第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。また、当団の魅力である優美な演奏は結成初期からのものだということがわかります。
演奏の素晴らしさもさることながら、auditeレーベルの見事な復刻にも注目で、非常に鮮明な音質で蘇りました。なお、これらRIAS盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴさながらの気迫に満ちた演奏となっております。
(キングインターナショナル)

【曲目】
CD1(74'36")
(1)弦楽四重奏曲第21番 ト長調 Op.9/3,Hob.III :21
(2)弦楽四重奏曲第35番 ヘ短調 Op.20/5,Hob.III :35
(3)弦楽四重奏曲第38番 変ホ長調 Op.33/2,Hob.III :38「ジョーク」
(4)弦楽四重奏曲第57番 ハ長調 Op.54/2,Hob.III :57
(5)弦楽四重奏曲第57番 ハ長調 Op.54/2,Hob.III :57より第2楽章 アダージョ((4)と別録音)
CD2(71'16")
(6)弦楽四重奏曲第67番 変ロ長調 Op.64/3,Hob.III :67
(7)弦楽四重奏曲第66番 ト長調 Op.64/4,Hob.III :66
(8)弦楽四重奏曲第72番 ハ長調 Op.74/1,Hob.III :72
(9)弦楽四重奏曲第74番 ト短調 Op.74/3,Hob.III :74「騎手」
CD3(59'54")
(10)弦楽四重奏曲第75番 ト長調 Op.76/1,Hob.III :75
(11)弦楽四重奏曲第77番 ハ長調 Op.76/3,Hob.III :77「皇帝」
(12)弦楽四重奏曲第78番 変ロ長調 Op.76/4,Hob.III :78「日の出」
CD4(56'38")
(13)弦楽四重奏曲第81番 ト長調 Op.77/1,Hob.III :81
(14)弦楽四重奏曲第82番 ヘ長調 Op.77/2,Hob.III :82
(15)弦楽四重奏曲第83番 変ロ長調/ニ短調 Op.103,Hob.III :83
CD5(51'04")
(16)弦楽四重奏曲第50-56番「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」Op.51,Hob. III :50-56
【演奏】
アマデウス四重奏団
【ノーバート・ブレイニン(第1ヴァイオリン)
ジークムント・ニッセル(第2ヴァイオリン)
ピーター・シドロフ(ヴィオラ)
マーティン・ロヴェット(チェロ)】
【録音】
(1)(16)1952年12月15日
(2)(12)(15)1952年5月25日
(3)1951年11月20日
(4)1969年11月18日
(5)1950年6月10日
(6)1956年2月8日
(8)1951年11月19日
(9)1957年11月29日
(10)1960年12月8日
(11)1951年4月24日
(13)1969年2月2日
ジーメンスヴィラ、ランクヴィッツ(ベルリン)
(7)1959年12月10日
イエス・キリスト教会(ベルリン)
(14)1950年10月30日
RIASフンクハウス、7スタジオ(ベルリン)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2017年01月16日 00:00