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新リマスタリングで劇的に生まれ変わったシューリヒトのステレオ・ライヴ!大人気3タイトルの内容を2タイトルに集約

シューリヒト

美しく澄み切った音にして迫力も十分。リマスター効果に大注目の新生『第九』!

INAに残されているシューリヒトのステレオ・ライヴから、ベートーヴェンの交響曲をまとめた新リマスタリング盤です。もともと鮮明なステレオ録音が話題となっていた音源ですが、今回さらに音質が高まり、より深くシューリヒトの名演を堪能できるようになりました。
特に『第九』における今回のリマスター効果はぜひお聴き頂きたいものです。明るく澄みきった音色にはさらに磨きがかかり、かつ大変な迫力をも獲得しています。第1楽章の展開部や第4楽章の器楽フガートから有名な合唱までなど、音楽が高いテンションで白熱する部分の音には凄まじいものがあります。強烈な緊張感で楔のごとく打ち込まれる第2楽章のティンパニ、第3楽章でのさらさらと流れるヴァイオリンの美しく細やかな変奏、フィナーレ後半でその存在感を大いに炸裂させるトロンボーンも特筆に値します。すっきりしたテンポ感で進みながらも時に異様なほどメリハリの効いた演奏を繰り出す大名演、その驚くべき真価がここにあります。

「シューリヒト・ステレオライヴコレクションI」
ベートーヴェン:
[CD1]
(1)交響曲第1番ハ長調 Op.21
(2)交響曲第3番変ホ長調『英雄』 Op.55
[CD2]
(3)交響曲第9番ニ短調『合唱付き』 Op.125
(4)『コリオラン』序曲 Op.62

アグネス・ギーベル(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ラグナー・ウルフング(テノール)
エドゥアルト・ヴォリッツ(バス)
フランス国立放送合唱団、ルネ・アリックス(合唱指揮)
カール・シューリヒト(指揮) フランス国立放送管弦楽団
録音:(1)(3)1965年6月15日、(2)1963年5月14日、(4)1959年3月24日/パリ、シャンゼリゼ劇場

アラウとグリュミオー、ふたつの個性がそれぞれ炸裂!
リマスタリングでより鮮明に。

INAに残されているシューリヒトのステレオ・ライヴから、アラウ、グリュミオーとの共演などをまとめた新リマスタリング盤です。もともと鮮明なステレオ録音が話題となっていた音源ですが、リマスターによりオーケストラの音色はさらに明るく美しく、かつ張りのある充実した響きを獲得。独奏者がそれぞれの個性を発揮する協奏曲の聴き比べもこの盤ならではです。ふたりのソリストの妙技を、新たな音質でとくとお楽しみください。
ベートーヴェンの第3協奏曲における、アラウの重く沈み行くピアノ。第2楽章ではどこまでも深く内省的な世界が広がり、明るく素朴に歌う木管と好対照をなすことによって彫りの深い感動的な音楽が立ち現れます。一方、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ではグリュミオーの艶のある美音がこれでもかと最前面に出てきて、オーケストラも一体となって幸福な気分を盛り上げます。

「シューリヒト・ステレオライヴコレクションII」
[CD1]
(1)ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
[CD2]
(3)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64
(4)シューマン:『マンフレッド』序曲 Op.115

クラウディオ・アラウ((2)ピアノ)
アルテュール・グリュミオー((3)ヴァイオリン)
カール・シューリヒト(指揮) フランス国立放送管弦楽団
録音:(1)(2)1959年3月24日、(3)(4)1963年5月14日/パリ、シャンゼリゼ劇場

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年01月17日 18:00