「奇跡の歌」「歌の女神」と絶賛されるフランスの名花デセイ、初のシューベルト歌曲集
現代フランスを代表するディーヴァ、ソプラノのナタリー・デセイのソニー・クラシカルへの移籍第2弾アルバムにして、2017年4月のソロ・ツアー(4/12 東京文化会館 4/16 アクロス福岡4/19 東京オペラシティ)に合わせるかのように発売されるのはシューベルト・アルバムです。2013年にオペラ歌手としての活動にピリオドを打ち、フランスやドイツ歌曲、あるいはミシェル・ルグランとの共演など、従来のオペラ歌手としての枠を超えた活動で大きな話題を呼んでいます。
そのデセイの精華ともいうべきシューベルトの歌曲を集めたアルバムです。デセイの長いキャリアにおいて初のシューベルト・アルバムであるのみならず、ドイツ歌曲のアルバムそのものが初めてです。初期の名曲「憩いのない愛」から晩年の「白鳥の歌」に含まれる2曲まで、ヴァラエティに富んだ選曲で、デセイの表現力に満ちた歌唱がシューベルト歌曲の多彩な魅力を堪能させてくれます。ピアノはデセイとの共演歴も長く、フランスを代表するドビュッシーの大家でもあるフィリップ・カッサール、「岩の上の羊飼い」ではクラシックのみならずジャズでも知られるトーマス・サヴィがクラリネットを受け持っています。
ナタリー・デセイ 1965年生まれのフランスの名ソプラノ。声楽コンクール「新しい声」などで優勝し、特にリリックおよびコロラトゥーラ・ソプラノの領域で、歌唱力と美貌を兼ね備えた最高のオペラ歌手として活躍。2013年にオペラからは引退し、歌曲やクロスオーバーで新たなジャンルを開拓しています。
(ソニーミュージック)
2017年4月来日公演
4/12 東京文化会館 / 4/16 アクロス福岡 / 4/19 東京オペラシティ
【収録予定曲】
シューベルト
1. 愛の使い[歌曲集「白鳥の歌」D.957より]
2.あなたこそわが憩いD.776
3.魔王D.328
4.ギリシャの神々D.677
5.糸を紡ぐグレートヒェンD.118
6.ミニョンの歌「ただ憧れを知る者だけが」[ヴィルヘルム・マイスターの修業時代よりD.877より]
7.都会[歌曲集「白鳥の歌」D.957より]
8.春に川辺にてD.361
9.ズライカD.720
10.岩の上にて歌うS.558の2[リスト編]
11.ひめごとD.719
12.ガニュメートD.544
13.夜咲きすみれD.752
14.憩いのない愛D.138
15.春にD.882
16.岩の上の羊飼いD.965
【演奏】
ナタリー・デセイ(ソプラノ)[1-9/11-16]
フィリップ・カッサール(ピアノ)
トーマス・サヴィ(クラリネット)[16]
【録音】
2016年11月28日~12月3日、ベルリン、ジーメンスヴィラ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年02月13日 00:00