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マキシモ・パーク、約3年振り6枚目となる新作

Maximo ParkMaximo Park
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マキシモ・パーク約3年振りとなる新作『リスク・トゥ・イグジスト』。シカゴにあるウィルコのスタジオ、ザ・ロフトでレコーディングされた、バンドとトム・シック(ウィルコ、ベック他)の共同プロデュースによる6枚目のアルバム。ロウのミミ・パーカーがゲスト参加。

彼等のレードマークでもあるフックのあるメロディと緊迫感、狂ったようなロック・サウンドとソウルフルなグルーヴ、そして絶妙なポップ感を融合したこの作品は、必ずや我々の時代の重要な1枚となるであろう。

「究極的には、共感についてのアルバムだ。幾つかの曲は連帯に対してのシンプルなメッセージで、その他の曲は、イギリスの社会が持つエリート主義や確立された秩序に対しての怒りの曲だ。全体を通して力に対しての疑問が存在し、我々の社会を構造化する別の方法が不平等を和らげるためにあるべきだ、といった感覚も存在してい。音楽的には、今までのアルバムよりソウルフルかつグルーヴィーで、スペースを生かしたアレンジとなっている。偉大なポップ・メロディを持ったイギリスの状況を反映した曲を揃える、というのが中心的なアルバムのアイデアだった」とフロントマンのPaul Smithは言う。

収録された曲は、リスナーに対して上から目線で語ることなく、大きな問題について語っている。政治的であることは時として個人的でもある、ということを示したアルバムなのだ。アルバムからのリード・シングルは、タイトル・トラックでもある「Risk To Exist」で、ローリングするスネア・ドラムと大きなコーラスを持った3分半のインディ・パンクとして仕上がった。地元で曲を書いた後、2016年の秋、バンドはシカゴにあるWilcoのスタジオ、The Loftへと向かった。アルバムは完全にライヴ・レコーディングされ、2014年にリリースされたトップテン・アルバム『Too Much Information』から大胆に前進した。高く評価されているアメリカのバンド、LowのMimi Parkerも参加。リード・トラック「Risk To Exist」を含む5曲で、そのヴォーカルを聴かせている。

 

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2017年02月28日 13:36