チャーリー・ワッツが、デンマークの名門ビッグ・バンドと共演したジャズ・アルバムを発売
もともとジャズ・ドラマーだったチャーリー・ワッツは、ストーンズの活動とは別に、1986年よりソロ・ワークとして自らのジャズ・バンドを率いて精力的な活動を展開してきた。そのチャーリーが、ストーンズが軌道に乗る前の1960年代初期に数か月住んだことがあり、ジャズやブルース・クラブでドラムを叩きながら下積みをしていた想い出の国がデンマークだ。今回チャーリーと共演を果たした“ザ・ダニッシュ・ラジオ・ビッグ・バンド”は、デンマークで50年以上の歴史をもつ名門ビッグ・バンド。もともとはラジオ局の企画として1961年に結成したが、演奏のレヴェルの高さが評判となり、60年代からスタン・ケントンや、サド・ジョーンズをはじめとする有数の人気アレンジャーを迎えたことはもちろんのこと、ベン・ウェブスターや、アート・ファーマー、またジョージー・フェイムといった人気ヴォーカリストもゲスト参加してきている。本作は、2010年10月にコペンハーゲンでオープンしたばかりのナショナル・コンサート・ホールで行われ、後にデンマークの国営放送で放送されたライヴ作品。スペシャル・ゲストとして参加したベーシスト、デイヴィッド・グリーンは、ロンドン北のウェンブリーで隣どうしに住んでいた幼馴染みであり、その二人のリズム隊を中心に、バンド全体のグルーヴ感が伝わるパワフルな演奏が聴ける作品になっている。
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掲載: 2017年03月22日 14:21
更新: 2017年04月18日 17:00