サーストン・ムーア、ソロとしては3年振り5枚目のアルバム『ロックンロール・コンシャスネス』
ソニック・ユースやチェルシー・ライト・ムーヴィングのフロントマンとしてUSロック・シーンを牽引し続け、数々のアーティストに影響を与えてきているサーストン・ムーアが、ソロとしては3年振りとなる5枚目のアルバム『ロックンロール・コンシャスネス』をリリース。
本作ではポール・エプワース(アデル、ザ・ポップ・グループ、リアーナ、ポール・マッカートニー)がロンドンのチャーチ・スタジオにてレコーディングし、ランドール・ダン(ボリス、アクロン・ファミリー、ザ・ケイヴ・シンガーズ)がシアトルにてマスタリング。
新アルバムには2014年からバンドとして共に活動するデビー・グッギ(B/マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、プライマル・スクリーム)、ジェイムス・エドワーズ(G/ノウト、クローム・フーフ)、スティーヴ・シェリー(Dr/ソニック・ユース、サン・キル・ムーン)が参加しており、彼等とサーストンは2015年にリリースしたアルバム『ザ・ベスト・デイ』以降約2年間の世界ツアーを共に周ってきた。
スケール感のあるアンセミックな楽曲、歌詞に関しても詩人ラディオ・ラディユーとの共作を取るなど新たな試みに溢れ、変わらぬサーストンの創作欲が伝わってくる。テーマ自体も天使や女神との恋愛と言った神秘的なものから、新たな生命の誕生がもたらす癒しといった精神性を題材にしたものまで多岐に渡るなど今までのサーストン作品には無い新たな魅力が詰まった新作となっている。
【ショート・バイオ】
ニルヴァーナやダイナソーJrと並びUSオルタナ黄金時代を代表するバンド、ソニック・ユースのフロントマンとして83~11年の間に通算16枚の公式スタジオ・アルバムを発表。ソロで4枚のスタジオ・アルバムと多数のセッション/実験作を発表。12年11月に開催した第3回ホステス・クラブ・ウィークエンダーではヘッドライナーを務めた。13年に新バンド、チェルシー・ライト・ムーヴィングを結成しアルバムを発表。2014年10月、ソロとしては3年半振りとなるアルバム『The Best Day』をリリースした。
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掲載: 2017年03月30日 11:29