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鬼才アレクセイ・リュビモフの最新作はC.P.E.バッハの鍵盤作品集

リュビモフ

ロシア人のピアニスト、チェンバロ奏者であるアレクセイ・リュビモフは、ジョン・ケージからヴァレンティン・シルヴェストロフにいたる現代音楽の擁護者であり、古楽器に情熱的に取り組んでいるバロック音楽の演奏者でもあるという2つの方向性を持つ稀有なアーティストです。このカール・フィリップ・エマヌエル・バッハによる音楽の演奏では、タンジェント・ピアノの響きを最大限創造的に活用して、作曲家の幻想曲、ソナタ、ロンドの創意工夫に応えています。タンジェント・ピアノとは"タンジェント"と呼ばれる木片で弦を打って音を出す古楽器で、18世紀初頭にしばらくの間人気がありましたが、チェンバロよりも表現力に富み、強度も備えた楽器です。
(ユニバーサル・ミュージック)
【曲目】
C.P.E.バッハ:
1.自由な幻想曲嬰へ短調
2-4.ソナタ ニ短調
5.ロンド ハ短調
6.幻想曲ニ短調
7.幻想曲ト長調
8.幻想曲ニ長調
9.幻想曲ロ長調
10-11.クラヴィーア小品イ長調
12.ソルフェッジョ ハ長調
13.ソルフェッジョ イ長調
14.ソルフェッジョ変ロ長調
15.ソルフェッジョ ハ短調
16.ロンド ニ短調
17-19.ソナタ ト長調
20.幻想曲ハ長調
【演奏】
アレクセイ・リュビモフ(タンジェント・ピアノ)
【録音】
2008年7月16‐17日、オランダ、アントウェルペン、Onze-Lieve-Vrouwe-Kapel、Congresscentrum Elzenveld

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年07月19日 00:00