ACCディスク大賞&エジソン賞受賞!モーリス・ジャンドロンのバッハ無伴奏チェロ組曲がLPで復活!
1964年、オランダ・フィリップスにより録音されたジャンドロンのバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲は、LPレコードとしての初出以来、フランスのACCディスク大賞やオランダのエジソン賞を受賞するなど、世界的に評価の高い名盤として知られています。
今回、韓国ユニバーサルがオランダ・フィリップスより初発売されたときと同じボックスのデザインで180グラムLPレコード3枚組で復活されることとなりました。韓国ユニバーサルは2017年になってアントニオ・ヤニグロのバッハ:無伴奏チェロ組曲全曲やヘンリク・シェリングのバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲をLPとして再発売しましたが、それらと同様に、ユニバーサルミュージックのオリジナル・マスターテープよりエミール・ベルリナー・スタジオでアナログ・マスタリング、及びカッティングを行い、ドイツ・パラス社により高品位プレスして製品化されるとのことです。
ジャンドロンの名演をオリジナルLPと同じ質感で味わうことのできるチャンスです。限定盤ですので、お求めはお早めに。
(タワーレコード)
モーリス・ジャンドロン
1920年12月26日、フランスのニース生まれ。生地の音楽院で学んだ後、パリ音楽院でジェラール・エッキングに師事し、パブロ・カザルスにも教えを受けました。 第2次世界大戦中には巨匠ウィレム・メンゲルベルクから指揮法を学びました。1945年ロンドンフィルハーモニーの演奏会に招待され、プロコフィエフの難曲、チェロ協奏曲Op.58を演奏して注目を集め。その後ベンジャミン・ブリテンとリサイタルを開き、好評を博しました。ピアニストで作曲家でもあるフランスのジャン・フランセとも数多くの演奏会を開き、録音も行いました。また、メニューイン兄妹とのトリオでの演奏も有名で、録音も残されています。教育活動にも熱心で、1954年よりドイツのザールブリュッケン音楽大学で後進の指導にあたり、1970年にはポール・トルトゥリエの後任としてパリ音楽院の教授となりました。また、1970年代からはロンドン・フィルやラムルー管弦楽団、ボーンマン交響楽団などの指揮者としても活躍。日本へも1960年以来、たびたび来日して、チェロと指揮、及び教育活動を行いました。1990年8月20日、フランスのグレ=シュル=ロワンで亡くなりました。
(タワーレコード)
・ドイツ・パラス社による180グラム高品位ビニール・プレス盤
・ユニバーサルミュージックのオリジナル・マスターテープからのアナログ・マスタリング
・アナログ・マスタリングとカッティングはエミール・ベルリナー・スタジオにて
・Derek Jole氏によるオリジナル・ライナーノーツ付き (英語 / フランス語 / ドイツ語 / 韓国語)
[LP 1]
Side 1:
組曲第1番 ト長調, BWV 1007
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Menuets I-II
6.Gigue
Side 2:
組曲第2番 ニ短調, BWV 1008
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Menuets I-II
6.Gigue
[LP 2]
Side 1:
組曲第3番 ハ長調, BWV 1009
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Bourrees I-II
6.Gigue
Side 2:
組曲第4番 変ホ長調, BWV 1010
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Bourrees I-II
6.Gigue
[LP 3]
Side 1:
組曲第5番 ハ短調, BWV 1011
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Gavottes I-II
6.Gigue
Side 2:
組曲第6番 ニ長調, BWV 1012
1.Prélude
2.Allemande
3.Courante
4.Sarabande
5.Gavottes I-II
6.Gigue
録音:1964年
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2017年08月03日 00:00