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ソプラノの本島阿佐子とジャズ・ピアノの山下洋輔の異色共演!日本の童謡カヴァー集

本島阿佐子&山下洋輔

国内外のドイツ歌曲シーンで飛躍するソプラノ、本島阿佐子。
ジャズ・ピアノの至宝、山下洋輔と奇跡のケミストリーを起こす!
テーマは日本の童謡。カヴァーの概念を覆す衝撃!

多数のドイツ歌曲コンクールで受賞、さらに日本歌曲など、多岐にわたるジャンルに挑むソプラノ歌手、本島阿佐子の3rd。本作は日本の童謡カヴァー集である。ピアノは重鎮、山下洋輔。童謡は人それぞれの心の拠り所であり、リスナーがこれら楽曲を聴き、人生の深い味わいに触れられるのは、二人の膨大なキャリアを礎にした高い表現力ゆえである。本島と山下は、共に国立音大で教鞭を取る。アルバム構想を持っていた本島の呼びかけを山下が快諾、プロジェクトはスタートした。童謡のカヴァーは山下の活動テーマの一つ。不朽のメロディの魅力を本島がダイレクトに伝え、山下が時に美しく寄り添い、時に自由にメロディーの限界点を目指す、強力なフォーメーションの完成である。またアルバムには、山下が過去にカヴァーした「月の沙漠」「砂山」「シャボン玉」を収録。歌のフレームがある中でのフリージャズのプレイは聴きもの。その比較だけでも一聴の価値あり。童謡の世界観に沿い、しかもスムースかつ捻りが効いた、山下にしかできない空間認識とセンスに満ちている。

<本島阿佐子(もとじま・あさこ)>
声楽家。クリアで端正な声色と高い表現力で、声楽ファンより熱い支持を得ている。国立音大を首席で卒業、同大学院を経て、ウィーン、スイスへ留学。ドイツにおける国際バッハ・コンクール第1位など、受賞多数。

<山下洋輔(やました・ようすけ)>
日本を代表するジャズ・ピアニスト。山下の自分名義、及び参加アルバム数は、170枚を優に超える。アヴァンギャルドからベーシックまで、全ての表現を網羅したアーティストである。
(グリーンフィンレコーズ)

本島阿佐子&山下洋輔

『メロディーズ・オブ・メモリーズ』

【曲目】
1,故郷take1
2,揺籃(ゆりかご)のうた
3,月の沙漠
4,早春賦
5,どこかで春が
6,砂山
7,朧月夜
8,花
9,赤い靴
10,シャボン玉
11,七つの子
12,赤とんぼ
13,夕焼け小焼け
14,紅葉
15,濱千鳥
16,雪
17,故郷take2
18,浜辺の歌

【演奏】
本島阿佐子(声楽)
山下洋輔(ピアノ)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年08月16日 00:00