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オルフェオ・レーベル「ザルツブルク音楽祭」シリーズ~2017年10月発売予定新譜(5タイトル)

ミケランジェリ


アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
ザルツブルク音楽祭1965年~バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番


1965年、45歳のミケランジェリによる「最初で最後」のザルツブルク音楽祭出演時の演奏が登場。当時「録音嫌いで、人前に姿を現さない」ことで知られていたこのピアニストのリサイタルには話題が集中しました。もちろん、この時も録音は固く禁じられましたが、リサイタルの前半のみが放送、録音され、これがかろうじて現在に残っています。ブゾーニ編曲のバッハ「シャコンヌ」は、ミケランジェリの洗練されたピアノ・テクニックを余すことなく披露するものであり、また、彼が得意としていたベートーヴェンの第3番ソナタは、普段の綿密に練り上げられた解釈とは異なり、軽やかな音の中に遊び心が感じられる演奏です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
1.バッハ=ブゾーニ(1866-1924):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番ニ短調 BWV1004-シャコンヌ
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 Op.2-3
2.第1楽章:Allegro con brio
3.第2楽章:Adagio
4.第3楽章:Scherzo. Allegro
5.第4楽章:Allegro assai
【演奏】
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
【録音】
1965年8月7日(ライヴ録音)MONO

ジェームズ・レヴァイン(指揮)ウィーン・フィル、ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)、他
ザルツブルク音楽祭1977年~モーツァルト:歌劇“皇帝ティートの慈悲”(2枚組)


モーツァルトの死の年に、およそ20日間という短い期間で書き上げられた歌劇《皇帝ティートの慈悲》。傑作であるにもかかわらず「曲の密度が薄い」という理由などで、19世紀から20世紀にかけて、あまり上演される機会に恵まれませんでした。1960年代以降、アーノンクールが積極的に取り上げたり、ポネルの素晴らしい演出が功を奏したりで、ようやく上演の機会が持たれるようになりましたが、この1977年、レヴァイン34歳の頃は、まだ《ティート》を演奏することは極めて挑戦的であると見做されていたようです。しかしここでは、おなじみポネルの演出を用いた安心感と、レヴァインの躍動感溢れる演奏、そして70年代から80年代に活躍した歌手たちによる息のあったアンサンブルとウィーン・フィルのまろやかな音色。これらがすべて溶け合った見事なパフォーマンスになっています。(ナクソス・ジャパン)
【演奏】
ティート…ヴェルナー・ホルヴェーク(テノール)
ヴィッテリア…キャロル・ネブレット(アルト)
セリヴィリア…キャサリン・マルフィターノ(ソプラノ)
セスト…タティアナ・トロヤノス(メゾ・ソプラノ)
アンニオ…アン・ハウウェルズ(メゾ・ソプラノ)
プブリオ…クルト・リドル(バス)

ジェームズ・レヴァイン(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
【録音】
1977年8月23日、ザルツブルク祝祭劇場

【オルフェオ・レーベル「ザルツブルク音楽祭シリーズ」の他タイトルはこちら

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年10月12日 00:00