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〈2017年アーティストの一番のお気に入りCDは?〉志磨遼平(ドレスコーズ)編

ドレスコーズ

 

〈個性的〉であることは〈恥ずべきこと〉とされる近未来に発表されたあるバンドの作品、という体で届けられた新作。音楽的には70s中盤のデヴィッド・ボウイ、プリンスらを指針とする怒涛のファンクで統一され、ワングルーヴで押しまくったり叙情的な歌謡メロで恍惚とさせたり、その才能の深みと広さを見せつける凄い曲ばかり。ハヤシ(POLYSICS)、吉田一郎(ZAZEN BOYS)、ビートさとし(skillkills)らの快演にも注目。
bounce (C)宮本英夫

 

志磨遼平(ドレスコーズ)「エゴサーチ&デストロイ」

 

▼選盤テーマ:2017年、一番聴いたCDは?

ゆるふわギャング『Mars Ice House』

《ブルーハーツでも響かない》のラインを聴いた瞬間、あっ、それ誰かが言うのずっと待ってた、と思いました。決してネガティブな意味ではなく、「それを言うべき資格があるアーティスト」の出現を待ってた、という意味です。それが『パルプ・フィクション』におけるパンプキンとハニー・バニー、あるいはボニーとクライドのようなロマンチックなカップルだったなんて最高じゃないすか?

ゆるふわギャング「Dippin' Shake」

 

▼選盤テーマ:2017年、一番気になったアーティストは?

ギリシャラブ『イッツ・オンリー・ア・ジョーク』

レコ屋で偶然ストアプレイされてたこのデビュー盤、最初は「60年代のカルトGSか、それを踏襲した最近のグループかな?」なんて初感だったのが、曲が進むうち、これはただごとじゃないな……? と気付き始めたのは明らかにここ数年の海外インディーからの影響が感じられたからで、歌詞はまるでシュールレアリスト、そんなんもう買うっきゃないわ、とすぐにファンになったのでした。

ギリシャラブ「機械」

 

▼2017年印象に残った出来事は?

ものごとの見方が多角的になった年、という印象です。自分の仕事においてそれを具象化できたことがなにより誇らしいっす。

 

▼リリース&ライヴ情報

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『三文オペラ』
2018年01月23日(火)~2018年02月04日(日)
【会場】 KAAT神奈川芸術劇場
作:ベルトルト・ブレヒト/音楽:クルト・ヴァイル 演出・上演台本:谷 賢一 音楽監督:志磨 遼平(ドレスコーズ)
【出演】松岡 充 吉本 実憂 峯岸 みなみ 貴城 けい 村岡 希美 高橋 和也 白井 晃青柳 塁斗、相川 忍、今村 洋一、小出 奈央、小角 まや 奈良坂 潤紀、西岡 未央、野坂 弘、早瀬 マミ、平川 和宏、峰﨑 亮介、森山 大輔、和田 武
札幌公演日程 2018年2月10日(土)
【会場】 札幌市教育文化会館 大ホール

オフィシャルページURL:http://dresscodes.jp/
オフィシャルツイッターアカウント:@thedresscodes

 

カテゴリ : キャンペーン

掲載: 2017年12月27日 12:00