朝比奈隆8作目のベートーヴェン:交響曲全集第1弾~新日本フィルとの第1&“田園”
朝比奈隆(1908-2001)の生誕110年を祝し、その偉業を称える---新日本フィルとの《ベートーヴェン交響曲全集》。60年を越える朝比奈の演 奏歴のなかで、レパートリーの中核をなしたベートーヴェンのシンフォニー。全曲演奏は10回を越え、97年から98年にかけておこなわれた本CD収録の <チクルス>は8作目の全曲録音となります。数種類の新原典版の登場、またピリオド楽器でのアプローチなど、近年のベートーヴェン演奏は新時代を迎えまし た。しかし、この『近代』を経過してきた<耳>にも、朝比奈の演奏は色褪せるどころか、実に新鮮に聴こえます。軽佻浮薄という言葉から最も遠い、歩を踏み しめるような音楽。一音一音に、ベートーヴェンの音楽に内在する強烈なエネルギーを刻む演奏は、まさに久遠の響きを宿しています。UHQCDで十全に響き 渡る明晰な録音---新たな至宝の登場です。 (フォンテック)
【曲目】
ベートーヴェン:
1-4. 交響曲 第1番 ハ長調 作品21
5-9. 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」
【演奏】
朝比奈 隆(指揮) 新日本フィルハーモニー交響楽団
【録音】
1997年9月25日、98年3月16日 サントリーホール ライヴ録音
関連商品
ワーグナー:ニーベルングの指環 全曲<タワーレコード限定>
朝比奈隆、新日本フィルハーモニー交響楽団、他
[FOCD-9375/86(12CD)6,000円+税]
株式会社フォンテックのご協力により、タワーレコード限定販売品としまして、2008年に再発された記念碑的な名盤「朝比奈の”リング”」全曲を、ちょうど”リング”の初演140年にあたる、2016年8月に復活いたしました。この”リング”全曲は、1988 年の初発売以来、仕様を変更して朝比奈の生誕100年にあたる2008年に再発されましたが、暫く流通しておりませんでした。この度、タワーレコードのみでの完全数量限定盤としまして、この記念の月に再発売を行うことにしました。
朝比奈&新日本フィルのよるこれらの一連のツィクルスは、1984年の第121回定期演奏会から始まり、1年に1回のペースで演奏会形式として取り上げられ、1987年10月に全曲演奏として完結しました。日本における記念碑的な演奏会の全記録です。そのうち、最後の「神々の黄昏」の全曲演奏は日本初演でした。その後何度か同様の企画は日本でありましたが、全て日本人キャストによるこれらの記録はまさに歴史的価値が高いだけではなく、技術的にも日本におけるワーグナー演奏のひとつの重要な転換点にもなりました。
今回の復刻では前回時と仕様は同様ですが、タワー限定としまして価格を6,000円+税で販売いたします(前回時は9,524円+税)。お求めやすい価格で、この記念碑的な名盤を堪能できるチャンスです。尚、限定数のみの復刻のため、品切れの際はご容赦ください。
* 仕様は2008年7月31日発売の再発時と同様の形態となっております(スリムケース。歌詞対訳なし仕様)。
* 解説書も上記発売時のものをそのまま再現しておりますので、一部、現況と異なる表記がございます。予めご了承ください。
【収録曲】
リヒャルト・ワーグナー:ニーベルングの指環(全曲)序夜と3日間の舞台祭典劇
<DISC1-2>
1.序夜:楽劇「ラインの黄金」
<DISC3-5>
2.第1夜:楽劇「ワルキューレ」
<DISC6-8>
3.第2夜:楽劇「ジークフリート」
<DISC9-12>
4.第3夜:楽劇「神々の黄昏」
【演奏】
豊田喜代美(ソプラノ)、渡辺美佐子(ソプラノ)、西明美(メゾ・ソプラノ)、辻宥子(メゾ・ソプラノ)、他
大野徹也(テノール)、勝部太(バリトン)、多田羅迪夫(バリトン)、牧野正人(バリトン)、他
池田直樹(バス・バリトン)、高橋啓三(バス)、他
独奏ホルン:千葉馨、晋友会合唱団、問屋晋(合唱指揮)
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
【録音】
1984年6月11日(1)第121回定期演奏会、1985年10月12日(2)第133回定期演奏会、
1986年4月19日(3)第139回定期演奏会、1987年10月3日(4)第152回定期演奏会全て、東京文化会館(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年12月27日 00:00