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スティーヴ・ガッド(Steve Gadd)、自身のバンドによる3年ぶりのスタジオ・レコーディング・アルバム

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そのセンス抜群のドラムスでロック、ジャズ・フュージョン、J-POPまで幅広くセッション・シーンで活躍し、数々のドラマーに影響を与えてきた名ドラマー、スティーヴ・ガッド。

2013年にスティーヴ・ガッド・バンド名義で初のアルバム『ガッドの流儀』をリリースし、これまで計3枚のアルバムをリリースしているが、前作はライヴ盤のため、本作は同バンドとしての3年ぶり、3枚目のスタジオ・レコーディング作となった。

メンバーは元々、ほぼ全員がジェームズ・テイラーのバックバンドの縁での顔ぶれで、ギターのマイケル・ランドウ、べースのジミー・ジョンソン、トランペットのウォルト・ファウラー、そして今回、このバンドのレコーディング初参加のキーボーディスト、ケヴィン・ヘイズという面々。実は日本ではすでに2016年の暮れにこのメンバーで来日公演を行っており、ファンにはお馴染み。本作のレコーディングは2017年の後半にノース・ハリウッドにて行われた。

気心知れたメンバーたちとのゴキゲンなインスト・ナンバーぞろいの内容で、メンバーそれぞれ、もしくは共作によるオリジナル曲が中心。1曲だけ、ベースのジミー・ジョンソンが長年にわたって共演した、2017年に惜しくも亡くなった孤高の名ギタリスト、アラン・ホールズワースの「テンポラリー・フォールト」(アランの1982年作『I.O.U.』に収録)のカヴァーを収録。1曲目から1フレーズたりともムダのない、パーフェクトなドラミングが多彩なビートでバンド・サウンドを牽引してゆく。アメリカ西海岸のさわやかさをも感じさせる快作だ。

 

【収録曲】
1. アイ・ノウ、バット・テル・ミー・アゲイン
2. オークランド・バイ・ナンバーズ
3. ホエアーズ・アース
4. フォメオパシー
5. スカルク
6. ノーマズ・ガール
7. ラット・レース
8. ワン・ポイント・ファイヴ
9. テンポラリー・フォールト
10. スプリング・ソング
11. ティンパノーゴス

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年03月09日 14:00