人気ピアニスト、ブラッド・メルドー(Brad Mehldau)、自身のトリオによる2018年注目のスタジオ・レコーディング・アルバム
ブラッド・メルドー(piano)、ラリー・グレナディア(bass)、ジェフ・バラード(drums)のレギュラー・トリオにとっては2016年の『BLUES AND BALLADS』以来、約2年振りとなる作品。
本作には、メルドーによる新曲3曲の他、ポール・マッカートニーの「Great Day」、ブライアン・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)の「Friends」などのポップス曲、そしてエルモ・ホープ、サム・リヴァースなどのジャズ・ナンバー、そしてフランク・シナトラなどによってヒットとなったアメリカン・スタンダード・ナンバーであるフレデレック・ロウの「Almost Like Being In Love」などを収録。
2016年のトリオの前作、『BLUES & BALLADS』も高い評価を各方面から集め、英ガーティアン紙は「メルドーは、よく知られている楽曲を、まったく予想もにしない未知の領域へと誘う天才である(しかも尚も進化し続けている)…ここにある楽曲はいずれも古典的なジャズ・メソッドに則ったオールド・ナンバーだが、それらを、才気が煌めき出た解釈によって今現在のものとして表現されている」と絶賛。
本作に先駆けて、メルドーは、2018年3月に音楽の父、J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」からインスパイアされた異色アルバム『AFTER BACH』をリリース。
ジャズのピアノ・トリオのスタジオ・レコーディングによる2018年最初のビッグ・リリース。ブラッド流ジャズの極みを聴くべし。
トラックリスト:
1.Spiral (Written by Brad Mehldau)
2.Seymour Reads the Constitution (Written by Brad Mehldau)
3.Almost Like Being in Love (Written by Frederick Loewe)※
4.De-Dah (Written by Elmo Hope)※
5.Friends (Written by Brian Wilson)※
6.Ten Tune (Written by Brad Mehldau)
7.Great Day (Written by Paul McCartney)※
8.Beatrice (Written by Sam Rivers)※
※カヴァー曲
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年04月03日 02:00