スイサイダル・テンデンシーズ(Suicidal Tendencies)、 2年振りとなるフル・アルバム『Still Cyco Punk After AllThese Years』
結成から35年以上を経た現在でも勢力的に活動を続けるパンク/スラッシュのアイコン、スイサイダル・テンデンシーズ。デイヴ・ロンバード(元Slayer)加入後初となった2016年のアルバム『World Gone Mad』リリース後、2017年には新木場Studio Coastで来日公演をおこない、2018年4月には幕張メッセでおこなわれた「Vans Warped Tour Japan 2018」にも出演。結成から35年以上たった現在でも、現MetallicaのRobert TrujilloやThundercatを輩出したパンク/スラッシュのアイコン、Suicidal Tendenciesは第一線で勢力的に活動しているが、此処に2年振りとなるニュー・アルバム『Still Cyco Punk After All These Years』が完成した。
『Still Cyco Punk After All These Years』では、フロント・マン、Mike "Cyco Miko" Muirが1995年にリリースしたファースト・ソロ・アルバム『Lost My Brain!(Once Again)』をリメイク。Mike Muirの元々の音楽的影響であったパンク・スタイルのこのアルバムは完全に革新され、Suicidal Tendenciesのニュー・アルバムとして発表されることとなった。「Dave LombardoがSuicidal Tendenciesにいる今、Suicidal Tendenciesのレトロではないモダンなサイコ・パンク・レコードとして、このアルバムはリリースされなくてはならない。何年もの間、俺はこのアルバムの曲が好きだった。おそらく、30才であった当時より、今のほうが俺はこのアルバムの曲が好きだ。そして皮肉なことに、Suicidal Tendenciesの作品ではなかったアルバムが俺をよりSuicidal Tendenciesにした」とMike Muirは語る。尚、2018年7月、バンドは個人的な理由によりJeff Poganが脱退したことを発表。今後のライヴには2017年に解散したThe Dillinger Escape Planのギタリスト、BenWeinmanが参加することとなった。
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