36歳で飛行機事故死した天才指揮者!MEMBRAN『カンテッリ名演集』(10枚組)
イタリアの指揮者グイド・カンテッリは魅力的で、カリスマ的で、エレガントで、若々しい熱意と並外れた音楽的才能を持っていました。わずか36歳で1956年に飛行機事故で死去し、国際的な音楽シーンに苦い喪失感を残しました。後継者として彼を選んだ大指揮者トスカニーニは、彼以上に才能のある若い音楽家に会ったことは一度もなかったと強調した。カンテッリは、大西洋の両側で、若い世代の指揮者の中で最も印象的な才能を持つ者として賞賛されました。1950年代初頭、トスカニーニのNBC交響楽団やフィルハーモニア管弦楽団を指揮し、ベンチマークとなった録音やコンサートによる彼の名声の上昇は、まったく華々しいものでした。カンテッリは特に、ドイツのロマン派音楽を愛していただけでなく、彼のプログラムのほとんどすべてにその作品が含まれていたドビュッシーとラヴェルも愛していました。1952年から1960年に発売されたオリジナルアルバム(+ボーナストラック)のこのコンピレーションには、明らかに「je ne sais quoi(仏:言葉では言い表せない魅力)」を持ち、最大の芸術的業績を生み出すことのできる音楽家がいます。このボックスには、ブラームスの交響曲第1番と第3番、伝説的な録音であるメンデルスゾーンの《イタリア》、フォルハーモニア管との賞賛されたモーツァルト録音(“音楽の冗談”と交響曲第29番)、チャイコフスキーの“悲愴”、ドビュッシーの“海”を始めとするフランス音楽の名曲が収録されています。さらに、ベートーベン、シューマン、ヴィヴァルディ、ワグナー、シューベルト、ラヴェル、デュカス、リストなどの管弦楽の名作が加わっています。
(メーカーインフォより翻訳:タワーレコード)
グイド・カンテッリ(Cond)名演奏集
Disc. 1
ブラームス:交響曲第3番
フィルハーモニア管弦楽団
1955年録音
ヒンデミット:交響曲「画家マティス」
NBC交響楽団
1950年録音
Disc. 2
ムソルグスキー:展覧会の絵
チャイコフスキー:ロミオとジュリエット
NBC交響楽団
1951年、1952年録音
Disc. 3
ブラームス:交響曲第1番
フィルハーモニア管弦楽団
1953年録音
Disc. 4
ヴィヴァルディ:四季
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
1955年録音
カゼッラ:パガニーニアーナOp.65
NBC交響楽団
1950年録音
ロッシーニ:コリントの包囲序曲
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
1949年録音
Disc. 5
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ファリャ:バレエ「三角帽子」より「近所の人たちの踊り」「粉屋の踊り」「終幕の踊り」
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
デュカス:魔法使いの弟子
ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
1952年、1954年録音
リスト:ピアノ協奏曲第2番
クラウディオ・アラウ(pf)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団
1953年録音
Disc. 6
ドビュッシー:海、夜想曲、牧神の午後への前奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
フィルハーモニア管弦楽団
1952年~1955年録音
Disc. 7
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲
フィルハーモニア管弦楽団
1952年、1955年録音
Disc. 8
シューマン:交響曲第4番
ワーグナー:ジークフリート牧歌
デニス・ブレイン(Hrn)フィルハーモニア管弦楽団
1951年、1953年録音
ワーグナー:ジークフリートのホーンコール
デニス・ブレイン(Hrn)
1947年録音
Disc. 9
モーツァルト:交響曲第29番K.201、音楽の冗談K.522
フィルハーモニア管弦楽団
1955年録音
Disc. 10
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
ベートーヴェン:交響曲第7番
フィルハーモニア管弦楽団
1955年、1956年録音
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2018年08月03日 00:00