TAHRA原盤 クナッパーツブッシュのブルックナー&ワーグナー(6枚組)
巨匠クナ本領発揮!
ターラ原盤からのリマスター復刻で
鮮やかによみがえる!
クナッパーツブッシュのブルックナーとワーグナーは、まさに巨匠の真骨頂。重厚で巨大な音楽づくりは誰にも真似のできないものです。
巨匠の音楽遺産発掘に精力を傾けてきた仏ターラならでは充実のラインナップ、そして生々しい復刻! 音の良さにビックリです。
「第4番」・・・1944年にドイツ帝国放送が磁気(マグネトフォン)テープで録音したものがドイツの放送局に残っていて、ターラが音源を調達。デッカにウィーン・フィルと録音した名盤がありますが、ここにきく戦時下のベルリン・フィルとの演奏はすさまじい。劇的、動的でオケの機能美は圧巻です。
「第9番」・・・ベルリン・フィルとの50年の録音が2種(1月30日定期演奏会のライヴと前々日のゲネプロを兼ねた放送用録音)。アウディーテが2011年にCD発売していますが、これより前(97年、2001年)、ターラもドイツの放送局から音源を調達、CD化していました。改訂版を愛好したクナの濃厚でコクのある表現が特徴的な貴重盤です。
「第8番」・・・63年にミュンヘン・フィルを指揮したウェストミンスター盤をも凌ぐかと思わせる荘厳で実直、豪快、勢いと迫力に富んだブルックナー。
フルトヴェングラー時代に鍛えられたベルリン・フィルの演奏力は抜群です。
「第3番」・・・62年に北ドイツ放送響を指揮した演奏。客演のためアンサンブルに乱れはあるものの、豪放磊落に押しながす迫力はさすがとおもわせる貴重盤。
「ワーグナー・アルバム」・・・名曲揃いのプログラムで演奏された63年ハンブルクでのコンサート。とりわけ「ブリュンヒルデの自己犠牲」は《指環》の幕切れの音楽として単独で演奏されることが多いが、クナにとっては唯一のコンサート記録なだけに貴重。全霊を込めたルートヴィヒの歌唱も本当に見事です。
(キングインターナショナル)
クナッパーツブッシュ/ブルックナー&ワーグナー
[6CD]
<CD1>
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(改訂版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1944年9月8日、バーデンバーデン(放送用)
<CD2>
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調(改訂版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年1月28日、ティタニア・パラスト、ベルリン(放送用)
<CD3>
ブルックナー:交響曲 第9番 ニ短調(改訂版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年1月30日、ティタニア・パラスト、ベルリン(ライヴ)
<CD4>
ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(改訂版)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1951年1月8日、イエス・キリスト教会、ベルリン ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)
日本語帯・解説付
<CD5>
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調「ワーグナー」(改訂版)
北ドイツ放送交響楽団
録音:1962年1月15日、ハンブルク・ムジークハレ(ライヴ)
<CD6>
ワーグナー:
1. ジークフリート牧歌
2. 前奏曲と愛の死~楽劇「トリスタンとイゾルデ」より
3. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕への前奏曲
4. ブリュンヒルデの自己犠牲~楽劇「神々のたそがれ」より
5. 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
北ドイツ放送交響楽団
クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ) (2, 4)
録音:1963年3月24日、ハンブルク・ムジークハレ(放送用)
モノラル
国内製造品
日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2018年10月17日 13:00