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Reel Big Fish(リール・ビッグ・フィッシュ)5年ぶりのアルバム『Life Sucks... Let's Dance!』

Reel Big Fish(リール・ビッグ・フィッシュ)『Life Sucks... Let's Dance!』

カリフォルニア州オレンジ・カウンティのスカコア・グループ、リール・ビッグ・フィッシュ。90年半ばに結成して以来、彼らはそのどうにも止まらないハイパーエネルギッシュなステージと、絶え間ないツアー、若気の至り的な疾走感、そしてユーモア溢れるポップ・ヒットのカヴァー・ナンバーによって問答無用のオリジナル・スタイルを作り上げ、アンダーグラウンドからメインストリームまで、確固たる存在感を示し続けてきた。

その彼らが2012年以来約5年振りとなるニュー・スタジオ・アルバムをリリース!『LIFE SUCKS・・・LET'S DANCE!』と何とも彼ららしいタイトルの本作には、一寸もブレることなく、ビッグ・リール・フィッシュをビッグ・リール・フィッシュたらしめている、ポップでメタリックなスカコア・サウンドが最初から最後まで貫かれている。

彼らがアルバムの制作に取り掛かり始めたのは、2018年の1月のこと。エンジニアのデヴィッド・アイリッシュと、彼のカリフォルニア州オレンジにあるPOT OF GOLDスタジオに集まったメンバーは、その場が持つ空気やヴァイヴスを大いに気に入ったそうで、その結果、サウンドにも影響が出ているという。バンド創立時代からのフロントマン、 アーロン・バレットが米Alternative Pressに語ったところによると、スタジオの雰囲気は次のようなものだったという「あの場所の音が本当に気に入ったんだ。それに本当にいいエネルギーとゴキゲンなヴァイブスが溢れていた。それにスタジオには、イギー・フラフという本当に愛らしい子猫がいてさ、俺たちは、怒りや憎しみに道がアルバムの代わりに間違って、ポジティヴでハッピーなアルバムを作ってしまったような気がするんだよな」

実際バンド・メンバーも、それぞれが色々なアイディアを持ち寄ったり、創造性を働かせたりと、ニュー・アルバムを制作することを楽しんでいたそうで、曲やサウンドにもそれが現れているという。

ファースト・シングルとなる「You Can't Have All Of Me」は、ジャンプしながらコーラスを大声で一緒に歌えるような、キャッチーでダンサブルなリール・ビッグ・フィッシュらしさをギュッと詰め込んだ1曲である。スタジオ・セッション風のシンプルだけど、彼ららしいミュージック・ビデオも公開中だ。

ポジティヴでポップなスカコア・サウンドに、ちょっとした怒りや皮肉を混ぜたコミカルな歌詞といったリール・ビッグ・フィッシュの十八番は今作でも健在!そこにさらに、スタジオのポジティヴなヴァイブスや、カワイイ子猫、さらにアーロンが溺愛する愛犬まで、様々なインスピレーションが加わった「ロクでもなくても、一度きりしかない人生を最高に楽しむ為のヒントが沢山詰まった」アルバム、それが本作『LIFE SUCKS・・・LET'S DANCE!』なのだ。

 

【収録曲】
01. Life Sucks...Let's Dance!
02. Pissed Off
03. You Can't Have All of Me
04. In Love Again
05. Tongue Tied and Tipsy Too
06. Bleached Thang, Baby
07. Another Beer Song
08. Bob Marley's Toe
09. Ska Show
10. The Good Old Days
11. G.D. Beautiful Day
12. I Should Know By Now
13. I'd Rather Get It Wrong
14. Walter's Highlife

Reel Big Fish(リール・ビッグ・フィッシュ)『Life Sucks... Let's Dance!』

タグ : PUNK/EMO

掲載: 2018年11月26日 13:02