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グルダの1969年MPS録音『ドビュッシー/前奏曲集』がCDと180グラムLPで復活!

MPS創業者ブルンナーシュヴェーアとグルダ
ハンス・ゲオルグ・ブルンナーシュヴェーア(1927~2004、MPS創業者)
とフリードリヒ・グルダ(1930~2000)

グルダがMPS(Musik Produktion Schwarzwald)レーベルにアナログ録音したドビュッシーの前奏曲集は、録音直後の1969年10月に日本コロムビアより国内盤LPが発売されるなど、LP時代に大きな注目を浴びた録音でした。1980年にテイチクより2度目の再発売されて以降、日本では一度も復活することなく、忘れられた感がありました。この名盤が、ついに本国ドイツのMPSよりCDと180グラムLPレコードで復活することとなりました!リマスタリング・エンジニアはおなじみのクリストフ・シュティッケルです。
(タワーレコード)

グルダのドビュッシー

CD

180グラムLPレコード2枚組

フリードリッヒ・グルダは伝統的な音楽生活の味を持ったカラフルなピアニストでした。彼のピアノ・リサイタルを聴きに来た人々は、しばしばジャズ、即興、彼の自作を味わいました。しかし彼がクラシックのレパートリーをメインとしていたことを、彼がドビュッシーの「24の前奏曲」を演奏しているこの新しいLPで聴くことができます。グルダはフランスの作曲家による24の前奏曲を、特別にクリアーに、引き締めて、正確に、端的に、客観的に演奏しています。この1969年の歴史的録音からは、彼がいかに慎重に微妙な音色を実現しているかを聴きとることができます。「前奏曲集第2巻」は、ハーモニーとリズムが時折ジャズに驚くほど近づくように見え、非常に印象的です。 ジャズ弾きとしてのグルダはかつて以下のように語ったことがあります。
「ジャズは今日の音楽で、唯一のモダンで革新的な音楽です。シェーンベルクはまったく新しいものではなく、バルトークも同様で、実験作曲家たちももそうではありません」
(メーカーインフォより翻訳 / タワーレコード)

Recorded February 1969 at MPS Tonstudio, Villingen
Recording director: Willi Fruth
Recording engineer: Hans Georg Brunner-Schwer

Reissue Mastering: Christoph Stickel, November 2017
Reissue Executive Producer: Michael Ziethen
Reissue Design: Gerd Schroder

【曲目】
ドビュッシー:前奏曲集第1巻、第2巻(180グラムLP2枚組)
【演奏】
フリードリヒ・グルダ(pf)
【録音】
1969年2月、MPSフィリンゲン・スタジオ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2018年12月03日 00:00