世界1,000枚限定プレス!リヒテルとムーティのフィレンツェ五月音楽祭ライヴがLP化!
リヒテルとムーティのフィレンツェ五月音楽祭ライヴがLP化!
リヒテルとムーティがフィレンツェ五月音楽祭で共演したモーツァルトのピアノ協奏曲2篇のLPがRICCARDO MUTI MUSIC RECORDINGSよりリリースされます。これはMAGGIO LIVEから発売されたCDのLP化です。
リヒテルとムーティは、1972年8月にウィーン・フィルとシューマンの協奏曲のライヴ、フィルハーモニア管弦楽団と77年にベートーヴェンの3番、79年にモーツァルトの22番をセッションで録音していて、いずれも名盤の誉れ高いものとなっています。それに勝るとも劣らぬ出来の新たな2篇が加わりました。
ムーティは26歳だった1967年にリヒテルと初めて会いますが、若いムーティは巨匠リヒテルとの共演に気後れして、「私のような者で良いのでしょうか」とリヒテルに訊いたといわれます。そこでリヒテルはモーツァルトの15番とブリテンのピアノ協奏曲の2台ピアノ版をムーティと弾き、「あなたがピアノを弾いたように指揮するなら素晴らしい音楽家だ。共演しましょう」と言われたとされます。翌68年のムーティの結婚式には主賓として出席したといわれます。
そうした関係もあり、ムーティの指揮も真剣勝負の凄みにあふれ、24番などオペラのような劇的な音楽作りに引き込まれます。録音はモノラルながら明瞭。ピアノ協奏曲第27番は典型的な「ノッている時のリヒテル」で、あくまでも落ち着いたテンポと麗妙なタッチ、歌心などまさに入魂の神業。聴衆の熱狂に応えてアンコールに第3楽章を繰り返すほど。もちろんそれも収録されています。
1000枚の世界限定プレスです。
(キングインターナショナル)
RMM 2018LP(2LP)
ADA
180g
74分33秒
限定盤
モーツァルト:
LP1:
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
SIDE A 第1楽章:アレグロ 14分56秒
SIDE B 第2楽章:ラルゲット 7分56秒 第3楽章:アレグレット 9分16秒
録音:1971年11月20日,フィレンツェ・コムナーレ劇場
LP2:
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
SIDE A 第1楽章:アレグロ 13分41秒 第2楽章:ラルゲット 8分40秒
SIDE B 第3楽章:アレグロ 10分41秒 (アンコール)アレグロ 9分23秒
録音:1976年12月4日, フィレンツェ・コムナーレ劇場
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
リッカルド・ムーティ(指揮)フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
フィレンツェ五月音楽祭(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP
掲載: 2018年12月14日 18:00