過去最高音質での復刻!ブスタボ&メンゲルベルク~ベートーヴェン&ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲ライヴ
左からブスタボ、メンゲルベルク、アニー・フィッシャー(1938年)
伝説の女流ヴァイオリニスト、ブスタボの名演が過去最高音質で復活!
伝説の名女流ヴァイオリニスト、ギラ・ブスタボ(1916~2002)。アメリカ出身で幼少期から類まれな才能を発揮しながらも録音が極端に少なく、それ故に生前から伝説化した存在でした。名伴奏ピアニストとして知られるアイヴァー・ニュートンは、初めて彼女を聞いた際に、「彼女はまるで天使のようだ。そして天使の様に演奏する」とその容姿と演奏技術を称賛しました。9歳でシカゴ響と共演したという神童ですが、鬼才メンゲルベルクが目を付けてヨーロッパで共演したことも有名。当盤のベートーヴェンとブルッフはその貴重な記録で、入手が困難になっていたもの。音質も優れており、ベートーヴェンでは楽章間に溜息のようなブラヴォ(メンゲルベルクか?)も聞かれるほどです。マルツィを世に出したのもメンゲルベルクですし、巨匠はソリストを見出す能力に長けていたのかも知れません。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(1943年5月6日ライヴ)、
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(1940年10月27日ライヴ)
【演奏】
ギラ・ブスタボ(ヴァイオリン)
ウィレム・メンゲルベルク指揮
コンセルトヘボウ管弦楽団
ブスタボとヴォルフ=フェラーリ
※ヴォルフ=フェラーリは彼女にヴァイオリン協奏曲を捧げています
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年03月14日 12:00