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【MEMBRAN】『マグダ・タリアフェロ(ピアノ)名演集』(10枚組)

マグダ・タリアフェロ名演集

マグダ・タリアフェロ(1893~1986)はブラジル生まれのピアニストで、1906年にパリ音楽院に入学し、モンマルテルとコルトーに師事。翌年には13歳で一等賞(プルミエ・プリ)を獲得し卒業しています。1908年にパリ・デビュー。エレガントな演奏スタイルで人気を博しました。作曲家のラヴェルやプーランクと親しく、レイナンド・アーンは彼女のためにピアノ協奏曲を作曲したほか、しばしば彼女の伴奏指揮を務めました。第2次世界大戦中にブラジルに帰国しましたが、戦後はヨーロッパでの活動を再開。1967年にはサン・パウロに自分の名を冠した財団を設立し、音楽家の育成にも力を注ぎました。この10枚組には彼女の1931年から1961年に録音した17のオリジナル・アルバムを収録しており、中にはコレクターが探し回っている珍しい音源も含まれています。彼女は音楽性、形式感、そしてエスプリの才能に恵まれ、それはこのセットでのベートーヴェン、モーツァルト、フォーレ、シューマン、ショパン、サン=サーンス、ウェーバー、メンデルスゾーン、ドビュッシー、モンポウ、アルベニス、ヴィラ=ロボス、ファリャなどの作品で聴くことができます。
(タワーレコード)

品番:MEMBRAN 600514(10枚組)
マグダ・タリアフェロ(pf)名演奏集

Disc. 1
ファリャ:歌劇「はかなき人生」よりスペイン舞曲、
バレエ音楽「三角帽子」より粉屋の踊り
グラナドス:組曲「ゴイェスカス」より「嘆き またはマハと夜鳴きうぐいす」、
スペイン舞曲集Op.37より第5曲「アンダルーサ」、第2曲「東洋風」
アルベニス:組曲「スペインの歌」Op.232より第5曲「セギディーリャ」、第4曲「コルドバ」、
スペイン組曲Op.47より第3番「セビーリャ」、
組曲「イベリア」より第1曲「エヴォカシオン」、第6曲「トゥリアーナ」
ヴィラ=ロボス:ブラジルの詩より第3番、第2番、
赤ちゃんの一族第1組曲「お人形たち」より道化人形
1960年録音

Disc. 2
シャブリエ:絵画的小曲集より第10曲「スケルツォ=ヴァルス」、第6曲「牧歌」
デオダ・ド・セヴラック(1872-1921):セルダーニャ 5つの絵画的練習曲より第5番
レイナルド・アーン(1874-1947):当惑したナイチンゲールより第16曲
サン=サーンス:6つの練習曲Op.52より第6曲「ワルツ形式の練習曲」
ドビュッシー:ピアノのために、2つのアラベスク、喜びの島
1961年録音

Disc. 3
ベートーヴェン:ヴァイオリンソナタ第5番「春」、第9番「クロイツェル」
マヌーグ・パリキアン(Vln)
1960年録音

Disc. 4
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第8番、
ブラジルの子供の謝肉祭による幻想曲
エイトル・ヴィラ=ロボス指揮、フランス国立放送管弦楽団
1954年録音

Disc. 5
モーツァルト:ヴァイオリンソナタ第40番K.454
ドゥニーズ・ソリアーノ(Vln)
1937年録音

モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番K.537
レイナルド・アーン指揮、パドルー管弦楽団
1930年録音

Disc. 6
シューマン:ピアノソナタ第1番
1951年録音

ドビュッシー:版画より「雨の庭」、ピアノのためにより「トッカータ」
1932年録音
モンポウ:子供の情景より「庭のおとめたち」、
ギター奏者と老馬の情景
1930年録音

Disc. 7
ウェーバー:華麗なロンドOp.62
メンデルスゾーン:6つの子供の小品Op.72より第4曲「アンダンテ」、3つの練習曲Op.104bより第2曲へ長調
1936年録音

ショパン:幻想即興曲Op.66
アルベニス:セビーリャ
1934年録音

ショパン:ワルツ第5番
1933年録音

ショパン:ワルツ第5番、アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
1951年録音

Disc. 8
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番
ジャン・フルネ指揮、ラムルー管弦楽団
1953年録音

ドビュッシー:月の光
モンポウ:庭のおとめたち
1951年録音

Disc. 9
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化Op.26、
3つのロマンスより第2番
1934年録音

フォーレ:ヴァイオリンソナタ第1番
ドゥニーズ・ソリアーノ(Vln)
1934年録音

Disc. 10
アーン:ピアノ協奏曲ホ長調
レイナルド・アーン指揮、管弦楽団
1937年録音

アーン:ソナチネ ハ長調
1936年録音

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年03月14日 00:00