ピアニスト山本貴志による2018年新録音!「夢」をテーマに9人の作曲家を取り上げた『Dreaming』
日本語帯・解説付
山本貴志、待望の新録音!9人の作曲家がいざなう、それぞれの夢の世界。
2005年ショパン国際ピアノコンクール第4位を始め華々しい経歴を持ち、現在ポーランドを拠点に活躍を続けるピアニスト山本貴志による2018年新録音!「夢」をテーマに9人の作曲家を取り上げ弾き紡いだアルバムとなっています。
初期の作品ながら調性をぼかし水彩画のような滲みを表現したドビュッシーの「夢想」、憂鬱さを超えて人生の悲喜交々を物語るプーランクの「メランコリー」、自然そのものにすべてを投影させたシベリウスの「もみの木」、晩年の澄み切った諦念が静かに広がっていくブラームスの間奏曲。どの曲も夢幻的な美しさを持ちながらそれぞれ個性にあふれ、一貫したテーマの中で様々な音楽表現が味わえます。
(キングインターナショナル)
『Dreaming』
【曲目】
ドビュッシー:夢想
チャイコフスキー:四季より 6月「舟歌」
パデレフスキ:メロディー 変ト長調 Op.16-2
プーランク:メランコリー
モーツァルト:ロンド イ短調 KV511
シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
シベリウス:もみの木
ブラームス:間奏曲 イ長調 Op.118-2
ショパン:ノクターン ホ長調 Op.62-2
【演奏】
山本貴志(ピアノ)
【録音】
2018年12月20-21日、飯山市文化交流館なちゅら
<山本貴志 プロフィール>
1983年長野県生まれ。5歳でピアノを始め、97年第12回長野県ピアノコンクールでグランプリ受賞。2001年第70回日本音楽コンクール第3位。
02年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席で卒業後、ソリストディプロマコースにて研鑚を積む。
03年より5年間、ワルシャワ・ショパン音楽アカデミーに在学。04年第56回プラハの春国際音楽コンクール第3位入賞及び最年少ファイナリストに贈られる“ヴァレンティーナ・カメニコヴァー” 特別賞を受賞。第6回パデレフスキ国際ピアノコンクール第5位。04年度文化庁新進芸術家海外留学研修員。05年第4回ザイラー国際ピアノコンクールにおいて満場一致で優勝およびショパン作品最優秀演奏賞受賞。同年第15回ショパン国際ピアノコンクール第4位入賞。06年アメリカ・ソルトレークシティでの第14回ジーナ・バッカウアー国際ピアノ・コンクール第2位。第33回日本ショパン協会賞を受賞。08年ショパン音楽アカデミーを首席で卒業した。
これまでに大島正泰、玉置善己、ピオトル・パレチニの各氏に師事。ポーランド・ワルシャワに拠点を持ち、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団、ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、京都市交響楽団などをはじめとする数々のオーケストラと共演を重ねるほか、リサイタルや室内楽公演などを精力的に行っている。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年05月15日 00:00