ハインツ・ホリガー生誕80年記念!『Zwiegesprache(対話)~クルターグ、ホリガー:作品集』
[ECM Records 公式チャンネルより]
ホリガー生誕80年記念、クルターグとの音楽の「対話」
アルバム『Zwiegesprache』(「対話」)は、ハインツ・ホリガーが演奏する非常に感動的なオーボエの音ともに、彼の長年の友人であるジェルジ・クルターグがホリガーのために書いた作品で始まります。
そして次にホリガーが作曲した答えが、教え子であるマリー=リーゼ・シュプバッハのコールアングレで演奏され、二人の作曲家の対話がここから広がってゆきます。
どの作品も短いながら多くのメッセージが込められています。ホリガーを中心にシュプバッハ、クラリネット奏者のエルネスト・モリナーリが共演。ソプラノ歌手のサラ・ウェゲナーもその透き通った力強い声を披露しています。
世界をリードするオーボエ奏者として長きにわたって活躍を続けるホリガーの80歳を記念するこのアルバムには、彼の演奏者、作曲者としての2つの芸術性が完璧に具現化されています。
(ユニバーサルミュージック)
『「Zwiegesprache」~クルターグ、ホリガー:作品集』
【曲目】
1) クルターグ:... ein Brief aus der Ferne an Ursula
2) ホリガー:Berceuse pour M.
3) クルターグ:... für Heinz ...
4) ホリガー:Die Ros’
5) クルターグ:Die Ros’
6) ホリガー:Airs-Sept poèmes(1. Une semaison de larmes ...、2. L’œil ...、3. Ce qui brûle ...、4. Dans l’ etendue ...、5. Ô compagne ...、6. Je marche ...、7. Oiseaux)
7) クルターグ:Schatten
8)クルターグ:Rozsnyai llona in memoriam
9) クルターグ:Einen Augenblick lang
10) クルターグ:Versetto (apokrif organum)
11) ホリガー:エリオット・カーターへのオマージュ
12) クルターグ:Kroó György in memoriam
13) クルターグ:Désert
14) クルターグ:Der Glaube
15) クルターグ:... summaia a B.P.
16) クルターグ:... ein Sappho-Fragment
17) クルターグ:... (Hommage à Tristan)
18)クルターグ:Einen Augenblick lang
19) クルターグ:In Nomine-all’ongherese (Damjanich emlékkö)
20) ホリガー:オーボエ・ソロのためのソナタ
【演奏】
ハインツ・ホリガー(オーボエ[1,4,6,9,11,13-15,20]、ピアノ[3]、コーラングレ[5,6,8,10,11,16,17,19])
マリー=リーゼ・シュプバッハ(コーラングレ[2,4,6]、オーボエ[6])
エルネスト・モリナーリ(バス・クラリネット[4,10,17]、コントラバス・クラリネット[7,8,11,12,15,18])
サラ・ウェゲナー(ソプラノ)[4,5,13]
フィリップ・ジャコテ(朗読)[6]
【録音】
2018年6月1-4日、チューリヒ、DRSラジオ・スタジオ