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大野和士&バルセロナ響/ピカソのバレエ~三角帽子、プルチネッラ、パラード、メルキュール

大野和士&バルセロナ響「ピカソのバレエ」

≪TRITO≫新規レーベル、スペイン、カタルーニャのレーベル。
大野和士が音楽監督を務めるバルセロナ交響楽団を指揮したシリーズが注目です。
スペインの熱い血が感じられる演奏が魅力。

ディアギレフとバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の演目を、大野和士とカタルーニャのオーケストラが手掛けているのが意外に思われるかもしれませんが、ミヨーの「青列車」以外ピカソが舞台美術と衣装、緞帳まで手がけた作品のため、自分たちのものとしての意識が強いのも当然と申せましょう。ストラヴィンスキーのみロシア人ですが、「プルチネルラ」はイタリアの図書館にあった古い作曲家(かつてはペルゴレージとされていました)に基づくため、バレエ・リュスながらラテン的な色彩で、バルセロナ交響楽団にぴったり。

ディアギレフとピカソの両天才は、1917年にサティの「パラード」で共同作業して以来、ファリャの「三角帽子」、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」、サティの「メルキュール」を世に出しました。ファリャの「三角帽子」で、ピカソはスペインの要素を注入することで視覚的効果をあげましたが、ストラヴィンスキーの「プルチネルラ」でディアギレフは不満を表し、ヒステリーを起こしたとされます。オリジナル・ブックレットにはピカソのデザインがカラーで掲載され、貴重な資料となっているのも地元ならでは。

ミヨーの「青列車」のみココ・シャネルの美術。タイトルに反して鉄道を模したものではなく、この列車でコートダジュールを訪れる若者たちがスポーツと恋愛を繰り広げます。音楽もミヨーならではのオシャレなもので、南仏の明るい風景が広がります。

大野和士の指揮ぶりも統率力満点で、オーケストラからカラフルな音を引き出しています。今夏の来日公演も乞うご期待!
(キングインターナショナル)

大野和士&バルセロナ交響楽団 2019年来日公演予定

●7/12(金)、7/13(土)、7/14(日)/東京文化会館 プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」
●7/17(水)/愛知県芸術劇場コンサートホール ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲/サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲〔三味線:吉田兄弟〕/ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
●7/18(木)、7/20(土)、7/21(日)、7/22(月)/新国立劇場 プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」
●7/24(水)/オーチャードホール(Bunkamura) サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲/ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱付」
●7/27(土)、7/28(日)/びわ湖ホール プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」
●7/29(月)サントリーホール 10代のためのプレミアム・コンサート ビゼー:歌劇「カルメン」前奏曲/ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ」/ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第2組曲(バレエ/東京シティ・バレエ団)
●7/31(水)東京文化会館 ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲/サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲〔三味線:吉田兄弟〕/ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」
●8/3(土)、8/4(日)/札幌文化芸術劇場hitaru プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」

【仕様】
KKC 4180(2CD)日本語帯・解説付
※国内仕様盤のみのご案内となります

【曲目】
Disc 1
ファリャ:「三角帽子」組曲(全8曲)
ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」組曲(全8曲)
Disc 2
サティ:「パラード」組曲(全6曲)
同:メルキュール(13曲)
ミヨー:青列車(8曲)

【演奏】
大野和士(指揮)バルセロナ交響楽団

【録音】
2016年7月4-6日/ラウディトリ・デ・バルセロナ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年05月30日 00:00