ヴィオール奏者マッダレーナ・デル・ゴッボの新録音はバリトンを弾く!ハイドンを含むバリトン三重奏曲集!『マッダレーナ・アンド・ザ・プリンス』
[Kilmulis design 公式チャンネルより]
ヴィオール属に属する擦弦楽器バリトンで録音!
バロック音楽界期待の星、マッダレーナ・デル・ゴッボによるドイツ・グラモフォンからの3枚目のアルバムが、再び私たちを魅了します。
過去にあまり録音される機会のなかったバリトン(Baryton)という楽器。この楽器をこよなく愛したニコラウス・エステルハージ侯によって委嘱された楽曲が、エステルハージ宮殿で録音されるというユニークなアルバムです。
ハイドンはニコラウス・エステルハージ侯に仕え、エステルハージ家の楽長を務めました。ニコラウス侯の求めに応じてバリトンのための作品を数多く作曲しています。
当盤でマッダレーナと美しいアンサンブルを聴かせてくれるのはウィーン・フィルの奏者達です。
マッダレーナはイタリアで生まれ、ピアノとチェロを学びましたが、ある日ヴィオラ・ダ・ガンバの音に魅了され、バロック音楽に人生を捧げることを決心しました。現在若手チェリストを育成する財団「Scandinavian Cello School」の後援者でもあり、このアルバムの収益の一部はこの財団に寄付されます。
(ユニバーサルミュージック)
『マッダレーナ・アンド・ザ・プリンス』
【曲目】
1) ヨーゼフ・ハイドン:バリトン三重奏曲第113番 ニ長調 Hob.XI:113
2) アンドレアス・リドル:バリトン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント第3番 ト長調
3) フランツ・クサヴァー・ハンマー:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番 イ長調
4) ヨーゼフ・ハイドン:バリトン、ヴィオラとチェロのためのディヴェルティメント第27番 Hob.XI:27
5) アロイス・ルイジ・トマジーニ:バリトン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲 ハ長調
6) ヨーゼフ・ハイドン:バリトン三重奏曲第97番 ニ長調 Hob.XI:97 “Fatto per la felicissima nascita di S:Ai:S Prencipe Estorhazi”
【演奏】
マッダレーナ・デル・ゴッボ(バリトン[1, 2, 4-6]、ヴィオラ・ダ・ガンバ[3])
ロベルト・バウアーシュタッター(ヴィオラ)[1, 2, 4-6]
David Pennetzdorfer(チェロ)[1, 2, 4-6]
Ewald Donhoffer(チェンバロ)[3]
【録音】
2018年9月17-20日
アイゼンシュタット、エステルハージ宮殿ハイドンザール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年06月11日 00:00