GRAND PIANO レーベル~ピアノ学習曲シリーズが登場!(2タイトル)
2012年、知られざるピアノ曲のレパートリーを開拓するために設立された「GRAND PIANO」レーベル。コンスタントに新譜をリリースし続け、今では100以上のタイトルが揃っています。古典派、ロマン派から近現代にいたるまで、ほぼ400年に渡るピアノ音楽の歴史を辿るとともに、その多彩なピアノ作品を存分にお楽しみいただけます。
今回有名な練習曲をアーティスティックな演奏で楽しむ嬉しいシリーズが登場。ツェルニーの“30番練習曲”と、ブルグミュラーの“25の練習曲&18の練習曲”という欠かせないエチュード2作品がリリースされます。
カール・ツェルニー(1791–1857):30の技巧的練習曲(30番練習曲)Op.849(1858)
ニコラス・ホルヴァート(ピアノ)
ベートーヴェンの弟子にしてリストの師、1000を超える作品を残したといわれるツェルニーは、日本では古くからピアノ練習曲の作曲家として有名ですが、海外では近年その作品の再評価が進んでいます。
この作品も有名な練習曲集ではありますが、モナコ出身で近現代作品にも造詣の深いホルヴァートが、20世紀前半のハンブルク・スタインウェイを用いて製作したこのアルバムでは、単調な練習曲としてではなく、その音楽的な側面を十二分に感じ取ることが出来ます。
(ナクソス・ジャパン)
フリードリヒ・ブルグミュラー(1806–1874):易しく段階的な25の練習曲 Op.100、性格的な18の練習曲 Op.109
カール・ペテルソン(ピアノ)
日本ではピアノの練習曲で知られるブルグミュラーは、アダンのバレエ『ジゼル』に追加された「村娘のパ・ド・ドゥ」などの作品も残したドイツの作曲家。ピアノの学習者に広く親しまれるその練習曲は単に技巧的な練習に留まらず、愛らしい曲調や和声、想像を膨らませるタイトルなどで人気です。
スウェーデン出身のピアニスト ペテルソンが、モダン・ピアノの最高峰ともいわれるファツィオリを用いたこのアルバムは、模範演奏の枠を超え、作品自体の面白さを豪華な響きで楽しみ、実感することが出来ます。
(ナクソス・ジャパン)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年07月18日 00:00