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小山実稚恵の新録音「ベートーヴェン:エリーゼのために」が7"シングルレコードで発売!

小山実稚恵/エリーゼのために

人気・実力ともに日本を代表するピアニスト小山実稚恵、初のベートーヴェン・ミニ・アルバム登場。前作『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』(2017)は1987年のアルバム・デビュー以来初のバッハ・アルバムとして絶賛されたが、本作は小山の30作に及ぶディスコグラフィ中、初のベートーヴェン作品となり、7インチ・アナログ・シングルとして発売する。A面にはレスナーにも人気の「エリーゼのために」、B面にはベートーヴェンが幼少時に書いたロンドWoO49と、バガテルWoO56の合計3曲を収録している。2019年6月3日ソニー・ミュージックスタジオでの録音。

なお本作は、ソニーミュージックがアナログ自社一貫生産を2018年に復活以来、クラシック初のアナログ・レコード発売となる。小山は2019年春から「ベートーヴェン、そして…」シリーズ公演を札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の全国6都市で行っている。来る2020年”ベートーヴェン・イヤー”の必携アイテムとして話題になること必須。
(ソニーミュージック)

【収録曲目】
A面
ベートーヴェン:エリーゼのために
B面
ベートーヴェン:ロンドWoO49
ベートーヴェン:バガテルWoO56
【演奏】
小山実稚恵(ピアノ)
【録音】
2019年6月3日ソニー・ミュージックスタジオでの録音。

アナログ時代に発売された「エリーゼのために」
【参考画像】アナログ時代に発売された7インチ盤による「エリーゼのために」

1950年代後半から60年代、日本では徐々に「電蓄」「ステレオ」と名付けられたアナログ再生装置が一般家庭に普及しはじめました。1960年の大卒初任給は1万3千円程度でしたが、LPレコードは2,000円台と高価で、今のCDのように気軽に買えるものではありませんでした。この時代、クラシックの小品を求めるときには、今のようにいきなりアルバムを買うのではなく、7インチ盤(シングル盤、コンパクト盤、EP盤とも)を求めるのがむしろ普通でした。「エリーゼのために」のようなクラシック・ファンだけでなく、誰でも知っているような名曲の場合はなおさらで、上に6種類の7インチ盤を挙げましたが、レコード会社各社から数十種以上の7インチ盤が発売されていました。今回の小山実稚恵さんの7インチ盤による「エリーゼのために」は、まさに当時を思い起こさせるものです。12インチのLPレコードに対して非常にコンパクトは7インチ盤は、プレゼントにもぴったりの大きさでした。今回の「エリーゼのために」も、鑑賞目的のみならず、コレクションに、プレゼントに、重宝されることでしょう。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) クラシックLP

掲載: 2019年07月24日 00:00