D.オイストラフの名盤タルティーニ“悪魔のトリル”がオリジナルマスターから180グラム重量盤LPに復活!
今年(2019年)、没後45年を迎えた旧ソ連のヴァイオリンの巨匠ダヴィド・オイストラフ(1908~1974)。彼が心身ともに充実し、音色、テクニックとも絶頂期にあった1956年、47歳のときにイギリスでセッション録音したタルティーニ/悪魔のトリル&モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調がアナログLPに復活します。オイストラフが初来日し、クラシック・ファンに止まらないセンセーションを巻き起こしたのは、この前年、1955年のことでした。
モノラル末期に発売されたこのLPレコードは、その後、すぐにステレオ時代を迎えたことで発行枚数が少なく、演奏が極めて優れていたことからコレクターズ・アイテムとなっています。中古市場になかなか現れることにないこの希少盤が、オリジナルLPと同じアートワーク(カッサンドルによるデザイン)を用い、本国イギリスのオリジナル・マスター・テープからイギリスで製品化されることは、多くのLPファンにとって喜ばれることでしょう。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
※ 180グラム重量盤、オリジナル・ジャケット仕様(別途オリジナル・ジャケット表裏印刷物封入)
【曲目】
タルティーニ:ヴァイオリ・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K.454
SIDE A
タルティーニ:ヴァイオリ・ソナタ ト短調「悪魔のトリル」(編曲:クライスラー)
I. Larghetto affetuoso
II. Allegro: Tempo giusto della scuole tartinista
III. Andante - Allegro
IV. Cadenza: Adagio
SIDE B
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番 変ロ長調 K.454
1 Largo - Allegro
2 II. Andante
3 III. Allegretto
【演奏】
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
【録音】
1956年2月16-17日, アビー・ロード第1スタジオ,ロンドン
プロデューサー: ウォルター・レッグ
バランス・エンジニア: Neville Boyling
オリジナルLP: Columbia 33CX 1415
リマスタリング・レート: 24bit/96kHz
リマスタリング日: 2019年 5月
オリジナル・ジャケット仕様(アートワーク:カッサンドル工房)
ワーナー・ミュージック社保管のオリジナル・マスター・テープからの復刻
(p) 1957 Parlophone Records Limited. Remastered (p) 2008 Parlophone Records Limited.
(c) 2019 Parlophone Records Limited, a Warner Music Group Company.
Made in U.K.