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オルガニスト小糸恵による久々のJ.S.バッハ録音!『J.S.バッハ:名オルガン作品集』

小糸恵

日本が誇る世界的オルガニスト、小糸恵による久々のバッハ・アルバム、DHMから登場。

世界有数のコンサート・オルガニストであり、バッハ演奏のスペシャリストである小糸恵は、古典的作品をレパートリーの柱とし、歴史的資料の研究に基づいた楽器の選択および演奏法で、独自の演奏活動を展開しています。
ソリストとしてヨーロッパ、ロシア、日本、アメリカ各地でコンサートを行っているだけでなく、バロックオーケストラや聖歌隊との共演にも積極的に取り組んでいます。
とりわけ、ムジカ・アンティクァ・ケルンやアンサンブル・ジル・バンショワとは様々な作品で共演。また、レコーディングも数々の賞を受賞しています。
1992年にローザンヌ高等音楽院のオルガン科教授に就任。音楽院の職務に加えて各地でマスタークラスの講師や著名な国際オルガンコンクールの審査員としても頻繁に招かれ、1997年の開始当初より「ローザンヌ・バッハ・フェスティバル」の芸術監督の職を続けており、2012年からは、ローザンヌ・シティ・オペラのバロック・オペラ共同プロデューサーも務めています。2013年には10年ぶりの帰国リサイタルを大阪のいずみホール、東京の武蔵野市民文化会館で行い、各公演絶賛され話題となりました。

今回のDHMへの4枚目の録音は、待ち望まれたバッハの有名なオルガン音楽集。小糸はハーモニック・レコードやクラーヴェスにバッハの作品集を録音していましたが、DHMへは今回が初めて。
バッハは生涯の間、オルガン奏者、オルガンのコンサルタント、オルガン作品の作曲家として、プレリュード、ファンタジア、トッカータといった伝統的なものからコラール前奏曲やフーガといった厳格な形のものまで、様々な様式のオルガン作品を作曲しています。その中でも、技術的にも芸術的にも非常に要求の多い、かつ色彩豊かに響かせることにできる作品が選曲され収録されています。

小糸が選んだ楽器は、それらを最も素晴らしく演奏することが可能な、オランダ・フローニンゲンにあるマルティニ教会のオルガンです。このオルガンは最初1480年頃に製作されましたが、その後アルプ・シュニットガーによって大規模改修された、北ヨーロッパ最大の歴史的オルガンです。長年ヨーロッパで研鑽を積んできた小糸ならではのレジストレーションの選択と、徹底された楽曲解析によって、自然で美しく響くバッハ時代のオリジナルの響きが再現されています。

なお小糸恵は2020年2月22日、大阪いずみホールでの「バッハ・オルガン作品全曲演奏会 アンコール企画」Vol.2に出演し、バッハの名作を含むプログラムを披露する予定です。
(ソニーミュージック)

『J.S.バッハ:名オルガン作品集』
【曲目】
J.S.バッハ:
1-2. トッカータとフーガ「ドリア調」ニ短調 BWV538
3. バビロン川のほとりに BWV653
4. 「神がなさることは、善きこと」によるトリオ ト長調
(カンタータ第75番「貧しき者は、饗せられん」BWV75より)
5-6. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV535
7. いざ、もろびと神に感謝せよ BWV657
8-9. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV550
10. 前奏曲 ト短調 BWV535a/1
11. 「私は天のことを考え」によるトリオ ト短調 BWV584
12. 来たり給え、創造主なる聖霊よ BWV667
13. イエス、わが喜び BWV713
14. おお、神の子羊、罪なくして BWV656
15. われ心よりこがれ望む BWV727
16. われらが神は堅き砦 BWV720
17-18. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV532

【演奏】
小糸恵(オルガン)
[アルプ・シュニットガー 1691-2年製オルガン]

【録音】
2018年6月4-6日、オランダ、フローニンゲン、マルティニ教会

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月29日 00:00